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2019/05/03 00:19
魂としての認識
これまで意識体という用語を使ってきた。しかし、結局のところ、言わんとすることは、魂の存在である。この用語は、非科学的であり、かつ、宗教的意味合いが付与されるにあたり、自身は使用を避けてきたのだが、やはりこの存在を認めざるを得ない。
それは、否定しうる最もな理由が無いという事実を根拠とする。なぜならば、物理的に証明できないと同時に、物理的存在でもない。つまり、物理的側面から、その有無について言及することは出来ないからである。
一方で、現時点では、意識が存在すると感じるという意味において、その延長として、魂の存在を推定することしか出来ない。だからといって、魂の存在そのものを否定するまでには至らないのである。
行き着くのは、『肉体は魂の乗り物である』という概念である。理由は分からないが、魂は、深く肉体と結びつけられている。肉体と魂が分離できるのは、今のところ、肉体の死を迎えた時だけである。しかし、元来、魂は自由に肉体に出入り出来たのではないかと推測する。もし、その方法が確立された時、我々は、真の意味で自由を獲得するだろう。