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2019/05/04 05:11

神の創造の意味

人類は神を創造する。多種多様な宗教・信仰では、ありとあらゆる神が存在する。なぜ人類は神を創造したのか。それは、責任を神に転嫁するためである。

神を創造するならば、この境遇は、神が与えた試練だとか、運命だとか、そのような宿命ともいうべきものに対して、すべてを神のせいにすることが出来る。そして、人類は責任から免れることが出来る。この場合、神は一種の免罪符的な存在でしかない。

これは、どの時代であろうと、どの国であろうと、どの地域だろうと、例外はない。裏を返せば、境遇を引き起こした張本人は、紛れもなく人類だということである。

つまり、我々は本来、そのような力を持っている存在だということである。これも、かつて全知全能であったにもかかわらず、退屈さゆえに、全知全能ではない『ふり』をし始めた名残であるかもしれない。自分は神ではない。自分以外の誰かが神であると設定するならば、自分が神であることを免れることが出来る。

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