魂と肉体の統合

エネルギーにおいて、光と闇の二元性を超越する方法は、統合である。二つのエネルギーを統合することにより、ニュートラルという本質的な一つのエネルギーに戻すことである。全体的な視点によって、そのエネルギーが光に見えようが闇に見えようが、一つのニュートラルというエネルギーの側面にすぎないと捉えると、そこに内在する光と闇の二つのバランスを取るのが容易になる。二つの割合を微調整すれば良いだけである。

その様相は、月の満ち欠けに似ている。光と闇の割合が変わったところで、本体の月は球体＝ニュートラルであると捉えるのと同様である。

さて、魂と肉体の二元性を超越する方法もまた、統合である。自身は、まだこれを体験していないのだが、魂の持つ記憶を『思い出す』作業が、これに当たるのだろう。統合が完了した時、魂が発生した時からの脈々と続いてきた記憶を今の肉体で手にすることが出来る。その時、すべてが明らかになるだろう。魂の実在を確認すると伴に、過去世における『自分』の数々の名前・顔・体験を『思い出す』ことが出来るのだろう。