総合意識体の逆利用

我々に集合的に認知され、共有される現実は、我々の総合意識体によって具現化される。言い換えれば、この現実は、我々の多数の同意の下に存在する。我々の総合意識体が『人間は空を飛べる』と同意すれば、人間は空を飛べるのである。

逆に言えば、総合意識体の存在を理解し、そのメカニズムを逆利用できれば、我々の個々の意識を操ることが出来る。総合意識体に情報をインプットし、我々の個々の意識に、その情報をダウロードさせるという仕組みである。例えば、『我々は現在の経済システムから逃れることはできない』という情報をインプットすれば、その情報は、我々の個々の意識にダウロードされ、暗黙のうちに地球規模の社会的制約となる。