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2019/06/05 01:28

振動数と時間

アイシュタインの特殊相対性理論では、光速に近づくほど、時間の進みが遅くなる。それは、例えば、光速での1秒間がとてつもなく引き伸ばされるからである。ある意味、それは、時間のドップラー効果と解釈できる。

光速での1秒間を1時空という単位にしたとする。同じ1時空内でも、光速外では、より多くの1秒間を過ごさなければならない。なぜなら、光速外では、1秒間は引き伸ばされていないからである。また、時間は連続性を持ち、1秒間を過ごし終わったら、次の1秒間を過ごさなければならない。結果として、光速外では、時間が早く進むことになる。

これは、振動数においても適応可能である。振動数が多いほど、時間の進みが遅くなる。1回の振動を1単位としてみると、明らかである。1回振動するならば、それは1単位であり、3回振動するならば、それは3単位となる。今回、このどちらも1秒間に起こっていると仮定してみる。

例えば、1単位を1秒間であると誤解した場合、3単位を経験する側は、3秒間経ったと認識してしまう。実際は、1単位も3単位も1秒間の出来事であるにもかかわらずである。つまり、3単位を経験した場合、1秒間が3倍に引き伸ばされてしまうのである。

したがって、1秒間での振動数が多いほど、時間が遅く進むという仕組みである。高振動の側からは、低振動の側が、早送りに見える。また、高振動の側は、老化が起きにくくなる。この場合、高振動の側にとっては、低振動の側が、勝手に時間を進めているだけと言える。

このように、振動を軸に考えても、時間の相対性は立証される。

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