第４状態のプラズマ

固体、液体、気体に次ぐ第４の状態。それが、プラズマである。それは、気体の分子が電離し、陽イオンと電子の状態で運動している。また、プラズマは、宇宙空間の９９％を占有する物質である。プラズマ宇宙論という分野も、当然のことながら研究されている。

なぜ学校で物質の第４状態であるプラズマを教えないのだろうか。不思議で仕方がない。プラズマが物質の取りうる形態であることを知っているのと知っていないのでは、物質の認識能力に明らかな差が生まれると思うのだが。我々の日常生活で馴染み深い火も、実は、プラズマ１種である。

さて、このことから、物質は、プラズマの状態で存在可能である。つまり、分子レベルで言うならば、生命体の取りうる形態は、固体に限定されるわけではない。液体、気体、プラズマ。これらの形態を持つ生命体の存在も可能というわけである。それは、分子配列の違いでしかない。