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2019/06/16 01:23
感じる
内側のモニターを主体に過ごしていると、次第に視界に頼らなくなる。それよりも、『どう感じるか』について、より貪欲になるように思える。そして、エネルギーの流れともいうべきものに主眼を置くようになる。
これによる効能は、見た目に左右されにくくなるというものがある。その結果として、表面的な欲求が抑制されるように思える。そのような欲求に内側を乱されたくないという思いの方が勝っているからである。
その点で、視覚というのは、やっかいなものだと改めて思う。なぜなら、視覚によって、いとも簡単に、ある種の感情を引き起こすことが出来るからである。それは、意図的に内側が制御されることを容易にする。
しかしながら、そこで何かが自身に起こることを期待する必要はない。その期待が、いつしか、霊性の道における障害になる可能性があるからである。日々、粛々と内側に浸る。ただそれだけである。
瞑想をある一定量こなすようになると、瞑想で内側に浸る時間を優先させるようになる。気のせいかもしれないが、ある種の恍惚感や充足感を感じるようになる。それゆえ、外的側面の優先度が低くなっていく。そして、それが雪だるま式に加速するようになる。