身体という乗り物

スノーボードを始めてから、身体が乗り物であることを実感した。身体を正確に『操作』しないと思うように滑ることができない。元来、乗り物が好きだったのだが、最後に辿り着くのは、身体という乗り物なのではなかろうかと思うに至った。

これまで、身体による『表現』という言葉にはピンと来ていなかったのだが、今では分かる。身体は表現方法の一つなのだと。スポーツとは、まさに身体による表現なのだと、実感しているところである。記録や点数に目を奪われがちであるが、今では身体の躍動に『表現』を感じる。見ているより、実際にやってみると、直に感じる。

ちなみに、スノーボードのオフトレとして、今はキックボードを楽しんでいる。これはこれで、非常に面白い。これも、身体を使いこなさないと上手に乗ることは出来ない。