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2019/10/27 03:21
ソムニア2018マシマシ検討
ほぼ毎日のように追加出資するかそれとも他馬へ出資か悩んでいるソムニア2018について、少し頭を整理する為に書き綴ってみました。
まず追加出資を躊躇させるネガティブ要素を明確にします。「セレクトセールでの評価の低さ」です。
昨年の当歳馬セレクトセールにて1200万円。
ノーザン系生産の当歳馬ではこの仔が最安値の取引だったのではないでしょうか?明らかに素人の私より競馬に精通されている方々があまり入札しなかった、つまり高い評価に値しなかったのですから、きっとこの価格に収束したのだと思います。安いイコールお買い得?コスパ高い??でも最安値ですよ。この点がどうしても引っかかるのです。
洗い出します。
この日、ノーザン系生産の父ルーラーシップ当歳馬は4頭、社台ファームも加えると5頭が上場されていたようです。漏れがあったらごめんなさい。
トゥザハピネス2018 牡
母父シンボリクリスエス
ノーザンR産 6600万円
アラドヴァルの2018 牡
母父シンボリクリスエス
社台F産 6600万円
クロフォードの2018 牝
母父フジキセキ
ノーザンF産 4200万円
メテオーリカの2018 牝
母父ディープインパクト
ノーザンF産 2500万円
ソムニアの2018 牝
母父スペシャルウィーク
ノーザンF産 1200万円
まずトゥザハピネス2018 との比較。ごめんなさい、比較するのも恐れ多いトゥザ一族ですね。祖母がトゥザビクトリーで叔父がトゥザワールドにトゥザグローリー、叔母にトーセンビクトリー。母が未出走という点でのみソムニアが上回って見えますが、、、。血の格が全く違いますね。しかしながら父カンパニーの兄ミヤジユウダイが五千万円ちょいしか稼げず2勝止まりだったことを思うとこの馬が6600万は高いという感想です。昨今のセレクトセールは割高含みになりやすいと理解しているのですが、割高な現象が現れているかと。で、あればソムニア2018だってもう少し高くて良くないかな???とも。
次。アラドヴァル2018との比較。母は2勝。仔は全姉一頭がデビューしたものの中央未勝利で川崎へ。うん。この時点ではソムニアの方が上と言えなくはないかいう感想。祖母は重賞勝ちはないものの5勝。ソムニア2018の祖母は地方で入着までですので負けてますね。そしてアラドヴァル2018の大おじにハーツクライ!参りました。近めの親等で結果が出ていなくても、やや離れた大おじに名馬がいる母系という事で6600万円なんですね。母が名牝という訳ではないけど、母系が名牝系ってことですね。ソムニア2018のブラックタイプに名牝と呼べる馬は居ません。はい、価格差に納得致しました。納得はしましたが、全姉の7戦0勝という結果を見てしまうと、競馬はわからないもんだなぁとも。
次、クロフォード2018との比較。母は2勝で仔は中央未勝利。アメリカでデカイくはないですが数々重賞を獲得してきている母系にフジキセキを付けたのが母。この母にアメリカから繋がる牝系を日本で繋いで欲しいという背景が感じられます。で、ひとつ上の姉が同じ父ルーラーシップでデビュー戦1番人気。4着ながらも鞍上がデムーロ騎手で友道厩舎。なんというか、ノーザンファームやオーナー様の気合の入り方が伝わってきます。続けてルーラーシップを付けてきているのも、何か確信めいた思うところがあるのかななんて想像をしてしまいます。4200万円にもやや納得。しかしながらハービンジャーを付けた2つ上の半姉は、13戦0勝。賞金は笠松競馬で3着にまり10万稼いだだけ。それでも4200万とかで取引されるんですね。なんだか少しづつですが、ソムニア2018に下された1200万円という評価額が悲しいというか微妙な気分になってきました。。(続く)