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2021/05/03 19:00

G1勝ち馬血統日記〜天皇賞(春)・ワールドプレミア〜

先週が谷間のお休みweekで迎えた天皇賞。
馬場がどうなるかでしたが、そこそこタフな早めの馬場になりましたね。
勝ち馬はワールドプレミア武豊鞍上ではなかったですが、さすがの走りでねじ伏せました。
オーナーの件がありましたが、やはり馬は馬ですね。
牝馬にも注目が集まり、カレンは安定の3着。メロディーレーンもとても頑張りました。

さあ早速ワールドプレミアの血統を探っていきましょう。
まずは優先祖先
ディープインパクト:2016 - 2002 = 14 → 5
Acatenango:2000 - 1982 = 18 → 1
Be My Guest:1994 - 1974 = 20 → 3
Elektrant:1989 - 1978 = 11 → 2
従って
ディープインパクト 5 - Be My Guest 3 = 2
優先は父系を2代遡ってサンデーサイレンスになりますね。
この牝系は活躍馬がそこそこ出ていますが、牝系の活性が低く大体が父似になるようですね。
活躍している兄弟のワールドエースヴェルトライゼンデなどは優先の馬が違いますが父系似のようです。
サンデーサイレンス似のディープ産駒ってかなり少なくて、活躍馬がぱっと見でラストインパクトくらいなんですよね。
大概、ディープ似か母似の活躍馬ばかりです。
サンデーサイレンスは言わずもが知られる馬で、早い時期の活躍で早々に引退してしまいました。
概ね平坦コースに強いというのが私の印象ですが、ワールドプレミアは特にその辺り意識することもなさそうですね。
それとも京都開催ならもっと突き放せたのかな???
サンデーサイレンス優先の種牡馬も少ないので、今後競争生活を終えてからも活躍していって欲しいですね。

基礎体力を測ってみましょう。
ワールドプレミア:2016 - 2000 = 16 → 7
マンデラ:2000 - 1994 = 6 → 5
Mandellicht:1994 - 1989 = 5 → 4
Mandelauge:1989 - 1975 = 14 → 5
7 + 5 + 4 + 5 = 21(偏差値 65)
基礎体力はそこそこ高いようですね。
ツメの不安などはありましたが、日経賞から順調に使えたこと、神戸新聞杯→菊花賞のローテで走っているのも納得です。
ちなみにワールドエースは母との間が0活性になっているのでかなりの虚弱体質でした。

スピードを示す月のサイクルを見ていきます。
兄のワールドエースが表であるとすれば本馬は裏になります。
裏である利点は長距離やスタミナレースには向くことです。
ワールドエースがマイル路線を使ったのは、故障の影響もあるかもしれませんが、スピードがあるためにそっちに回った方が良かったということだと思います。
一方ワールドプレミアは持久力を生かしたレースを得意としているので、もしダービーに出ることができていればロジャーバローズを追い詰める走りができたかもわからないですね。
ワールドプレミアは空胎後の産駒なため、そこそこ豊富なスピードも兼ね備えていそうですね。
最近は空胎後の産駒の活躍も目立ちますし、牧場でも少し意識してくれればな〜なんて思ったりします。
まあ商売上がったりになっちゃいますけどね...

この馬は今年いっぱいでしょうけど、宝塚記念出走してくるなら十分チャンスありそうですね。
脚質的に頭までとは言わないですが、きっちり仕上げてくれば楽しみな存在だと思いますよ。
オーナーの件があったのでこれからどうなるかはわからないですが、この馬を応援している人はずっとやめずに応援してあげて欲しいなと思います。
ご覧いただきありがとうございました。

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