G1勝ち馬血統日記〜NHKマイルC・シュネルマイスター〜

本当にびっくりのNHKマイルC
近年ずっと前走勝った馬が馬券に絡まないレースですが、バスラットレオンの消され方が落馬とは...
府中には魔物が住んでますね、闇深いです。
シュネルマイスターはかなり手応え悪かったですが、ズブいところがあるのか、ペースが早くて忙しかったのか。
それでも差し切るのはかなりの力です。ルメ様完璧にゴールに合わせて追うことができたので決まりましたね。

G1では珍しい血統ですし楽しみですね、シュネルマイスターを探っていきましょう。
優先祖先
Kingman：2018 - 2011 = 7 → 6
Soldier Hollow：2013 - 2000 = 13 → 4
Highest Honor：2000 - 1983 = 17 → 8（Saldenehre2月生まれ、父6月生まれ）
Alkalde：1992 - 1985 = 7 → 6
Kingman 6 - Highest Honor 8 = -2
より母系を2代遡った Saldenehreが優先ですね。
調べた感じ1勝馬のようですが、ラスヴェガススンデレラレネンという2100mの3歳のリステッド競争で2着しているようです。
Saldenehreは父父Kenmare似産駒で父のHighest HonorもKenmare似ですしつながるところがあります。
Highest Honorはアメリカで大敗していることからも適正としては、欧州のスローからヨーイドンか、タフな芝での持続勝負かというところでしょうか。
NHKマイルで手応えが悪かったのは、この辺りが原因でしょうかね。
それで結局差し切っちゃうんですし、とんでもない能力の持ち主かも。
さほど晩成ではないですが、Highest Honorが古馬になってからG1を制覇しましたし、今までゆとりローテで来られていますから、比較的長く活躍できると思います。

続いては基礎体力
セリエンホルデ：2018 - 2013 = 5 → 4
Saldenehre：2013 - 2000 = 13 → 4
Salde：2000 - 1992 = 8 → 7
Saite：1992 - 1978 = 14 → 5
4 + 4 + 7 + 5 = 20 (偏差値62)
そこそこの体質ですね。無理に間隔開けなくても難なく走れる良好な体質です。
ただ、Danzig系はやたらピンかパアの馬が多いのでその辺りは仕方ないです（この理論のときは考えませんが補足までに）
Max活性による強いスピードの遺伝はありませんが、とても安定していて良いです。

月のサイクルも探ってみたいと思います。
ちなみにこのファミリーにはサラキアやサリオスを出したサロミナがいますね。
そこを軸にいきたいと思います。
サリオス、サラキア：表→サロミナ：表→ Saldentigerin：裏→Salde：裏→Saldenehre：裏→セリエンホルデ：表→シュネルマイスター：表
且つ、種付け日不明なので誕生日からの推測だが、15±7nのスピードの継承が大きいパターンに入っているためかなり豊富なスピード継承が母から行われています。
またC/T型については、父C/Tの母T/Tとも考えられるため、本馬はC/T型でスピードの継承が多いマイラーであると考えられます。
短距離に使ってきたら流石に走らないとは思いますが、ペルシアンナイトみたいなイメージの馬かなと個人的には思っています。

これからはどんなところを使っていくか楽しみですね。
秋の初戦は毎日王冠ですかね。
1800mくらいが一番期待できる馬だと思います。
調べてみると意外と面白い馬だったので、楽しかったです。
ご覧いただきありがとうございました。