104件のひとこと日記があります。
2019/09/24 22:38
「阿部慎之助物語」栄光の巨人編3
♪パパンパンパン♪2013年は第3回WBCでキャプテン、4番、正捕手の重要な役どころを担いオランダ戦で1イニング2本塁打の離れ業をやってのけた。しかし準決勝のプエルトリコ戦でチャンスに3度凡退し日本は敗退した。全7試合に出場して7打点を叩き出したが責任感の強い慎之助にとっては屈辱的だったのに違いない。その悔しさを晴らすかのようにチームを引っ張ってきた慎之助だが優勝マジック1で迎えた広島戦で帯状疱疹の為に欠場を余儀なくされた。しかしその翌日の試合の9回から捕手として出場し優勝の瞬間に立ち会うことができた。ビールかけにも参加したが帯状疱疹にビールは沁みたであろうこの頃から慎之助のカラダが長年の激務により悲鳴をあげ始めヒタヒタと暗い影が忍び寄ってきたのであります。迎えた2014年5月1日ヤクルト戦で西村の逆玉を捕球した時に首を痛め途中交代の憂き目にあう。この年はケガの影響で思うようなバッティングができず規定打席到達者の中で最下位の打率2割4分8厘という屈辱的な数字に終わった。しかし捕手としては2年連続のゴールデングラブ賞を受賞して面目を保ったのである。翌2015年、相次ぐケガで1塁にコンバートされたが相川の離脱で4月3日の阪神戦で捕手に復帰。しかしこの急遽の復帰にカラダが対応できず4月18日に右太腿裏の肉離れで離脱を余儀なくされた。結局このシーズンは111試合の出場で打撃3部門すべて不本意な結果に終わり慎之助の悩み深い野球人生の始まりを告げたのである。翌2016年、高橋由伸 新監督の要請を受け捕手登録に戻ったが肩の違和感で開幕は2軍で迎えた。5月末に1軍に復帰した慎之助はそのオリックス戦でホームランを打ち復活を印象付けた。さらに7月のDeNA戦から23試合連続安打を放ち由伸監督を唸らせる。91試合の出場とはいえ打率3割1分、12本塁打、52打点とまだまだ出来ることを証明した慎之助に涙するファンも続出した。しかし捕手として台頭した小林が正捕手の座を獲得した為に捕手出場0のシーズンとなったことは慎之助の心に突き刺さったのであります。翌2017年、開幕中日戦で大野からシーズン初打席でホームランを打ち第2戦でも逆転さよならスリーランを放った慎之助は最高のスタートを切った。そして待望の2000本安打が生まれたのは8月13日の広島戦であった。21世紀以降のドラフト指名選手では初の快挙であった。この年、規定打席に到達し15本塁打、76打点は慎之助の復活をファンに感じさせた。翌2018年、岡本の台頭により開幕スタメン落ちした慎之助は代打での出場が続き苦しいシーズンとなったが随所で活躍をしながらチームの精神的支柱としての存在感を増していったのであった。そして迎えた2019年、慎之助はある決意を復帰した原監督に伝えた。捕手として復帰したいとの決意を原監督は認めるが、その決断が後に慎之助を深い苦悩に陥れることをまだ誰も知らなかったのである。FA加入の炭谷、小林、大城とライバルは多く自分の思う2割も動かないカラダに自己嫌悪になりキャンプ中には追い討ちをかけるようにケガに悩まされ立ち直れないほど落ち込んだ。その慎之助を救ってくれたのはLineで届いた原監督の言葉であった。心機一転、自分の出来ることをやろうと切り替えた慎之助は代打の切り札として出場を重ね、チームの危機にはファーストでスタメン出場して結果を出し続けた。そんな慎之助に野球の神様が歴史に残るチャンスを与えてくれた。6月1日にプロ野球史上19人目の400号ホームランを達成したのである。そして原ジャイアンツはDeNAを破り優勝を決めた。慎之助がチームのみんなに向けて引退の挨拶をする横で万感の思いのこもった目で優しく慎之助を見つめる原監督の姿が印象的だった。引退の挨拶の中で慎之助はCSと日本シリーズの決意を語り引退の花道を飾りたいと言った。さぁ原ジャイアンツよ、慎之助の思いを実現させよう。我々巨人ファンも心の底から熱い応援をすることを誓います今まで本当にありがとう慎之助、そして最後の大勝負で頑張れ慎之助俺たちファンがついてるぞ♪パパンパンパン♪これにて「阿部慎之助物語」の一席の終演でございます。最後までお付き合い頂いた皆様、誠にありがとうございました
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闘魂オヤジさん
ゆうぞうさん、ありがとうございます慎之助なら必ずやってくれると思います(^o^)vその勇姿をしっかりと脳裏に刻みたいと思います
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ゆうぞうさんがいいね!と言っています。
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ゆうぞうさん
闘魂さん、すみません。今頃見ました
CSファイナルと日本シリーズが慎之助の見納めになるんですね。
最後にもう一本、慎之助のホームランが見たいな -
闘魂オヤジさん
うーたんさん、今年は必ず日本一になる予感がします慎之助の引退に花を添え有終の美を飾らせようとチームが結束して一気に頂点に登り詰めると信じたいです
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うーたんさん
絶対絶対、日本一になりましょう!!
有終の美を飾りましょう!! -
うーたんさんがいいね!と言っています。
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ごっちさんがファイト!と言っています。
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智さんさんがいいね!と言っています。
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播磨家よーでるさんがいいね!と言っています。