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104件のひとこと日記があります。

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2019/11/28 20:41

巨人軍!忠臣蔵 その二

♪ベベン、ベンベンベン♪三味線の合いの手が聞こえて参りまして巨人軍!忠臣蔵その二の始まり?、始まりっと

他藩の日本侍に袖にされた原筆頭家老は外国人助っ人の入藩を画策した。しかし、なかなか実を結ばずジリジリした日々を送っていたが、将来の巨人軍を見据えてある決断をした外国人助っ人を含めた若侍の登用と大きな配置転換に踏み切ったのであるまずは打ち方の1番に腰痛で一年を棒に振った吉川尚輝之助を抜擢、2番、3番、4番は不動の坂本勇之丞、丸浩乃進、岡本和衛門を配して5番に鮫侍パーラ、6番に熟練侍の亀井善太夫、7番に捕り手でもある大城卓兵衛、8番に期待の若侍、山下航三郎で打ち方を固めた投げ方も先発投げ手の不足により中心に原筆頭家老の親戚筋の菅野智之進を据え、助っ人投げ方のベンツ、大躍進の桜井俊之丞、希望の若侍、高橋優左衛門に加え新たに横手投げ方の鍬原拓之助、復活左腕の田口麗之丞の六人に先発投げ方を託したのである中継ぎ侍は年俸五倍、五倍の高木京之介、職人侍の大竹良寛、若侍の左腕 大江竜之進、長期継投で宮國椋之丞、瀬戸天晴?に中川皓太夫、苦労座?に助っ人デラロサの布陣で臨む決断をしたのである原筆頭家老の巧みな采配で序盤戦を先頭で駆け抜けた巨人軍であったが、夏場になると日本の蒸し暑さに音をあげた鮫侍パーラが調子を落とし順調だった巨人軍に暗雲が漂うその時、最大の危機を救ったのは二の丸の担当家老となっていた阿部之慎之助の推薦により踊り出たドミニカからの助っ人モタであったその活躍ぶりは凄まじく上方出身の坂本侍と岡本侍の会話で、その凄さを垣間見ることができる。岡本侍「勇之丞兄さん、エライごっつい奴が出てきましたな」坂本侍《和衛門くん、ホンマやで拙者たちもウカウカしとれまへんで》「何せ初出場でいきなり二本も柵を越えよったそれも看板ぶち当てて百両もっていきよったで」《拙者が去年、最高殊勲侍でもらった小判より多いんとちゃうか?難儀やなぁ、ホンマ》「だけど兄さん、イケメン具合ではボクらの方が勝ってまっせ」《いや和衛門くん、そこはボクと一緒にしたらアカンがな》「なに言うてまんねん、ボクら兄弟やないかと江戸の町民の間では、もっぱらの噂でっせ」《何でやねん、しょうもない噂流しよってまぁ、それよりもボクらもモタに負けんように頑張らんとアカンで》「分かってまんがな兄さん、そう思うて毎晩風呂あがりにお肌のお手入れ欠かさんようやってまっせ」《競うトコ間違ってんで、打ち方の成績のことやがな》「イヤやなぁ兄さん、侍冗句でんがな。ボクも明日から柵越え連発で原ご城代の心臓っ子になりますさかい」《秘蔵っ子な》「そうとも言いまんな、兄さんアホ言うとらんと頑張ってや」《お主もな》てな会話からもモタの大活躍がお分かりかと思います(分かるかいな)こうして中央連盟連覇を果たして「日の本選手権」に勝ち進み太平洋連盟を勝ち上がった福岡藩の「柔らか銀行軍」との一戦を完勝で制した原巨人軍は見事に昨年の仇討ちに成功し山口内匠頭の恥辱を晴らしたのであるその後、江戸銀座を凱旋行進した巨人軍は江戸町民のヤンヤの拍手喝采を浴びたのは言うまでもないこれにて「巨人軍!忠臣蔵」の全編と相成ります。最後までお付き合い頂き祝着至極で御座います

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  • ベンツ

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  • 闘魂オヤジさん

    うーたんさん、読んでもらってありがとうございます来季こそ日本一になって銀座パレードをやって欲しいです

    2019/11/29 22:08 ブロック

  • うーたんさん

    闘魂オヤジさん、日記お待ちしてました
    さすがです

    柔らか銀行軍
    来年こそ倒しましょう!!

    2019/11/29 21:56 ブロック

  • うーたんさんがいいね!と言っています。

    2019/11/29 21:53 ブロック

  • ごっちさん

    岡本侍さんと坂本侍さんの会話、最高ですね

    岡本坂本で漫才コンビっぽいし、楽しいです!

    モタ選手、活躍してくれたら嬉しいですよね

    2019/11/28 22:13 ブロック

  • ごっちさんがファイト!と言っています。

    2019/11/28 22:11 ブロック

  • ごっちさんがいいね!と言っています。

    2019/11/28 22:11 ブロック