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2020/07/01 16:14
原光圀 セ界漫遊記
皆さんご存知、天下の副将軍 水戸光圀御一行による世直し旅はドラマでお馴染みですが、我らの原監督によるセ界制覇の旅も今始まらんとしております。本家に似た登場人物による漫遊記のはじまり、はじまり?。
主な登場人物
水戸光圀…原光圀
佐々木助三郎…坂本助三郎
渥美格之進…丸角之進
うっかり八兵衛…しっかり和兵衛
風車の弥七…風車のデラ七
かげろうお銀…かげろう銀仁朗
柘植の飛猿…凄ぇの飛鮫
風の鬼若…仙台のウィラ若
旅の始まりは花のお江戸の水道橋、いつもなら見送りの町民で街道がぎっしり埋まるのに、流行り病の影響で無町民の旅立ちと相成りました。穏やかに旅を始めたい原光圀御一行ですが、しかし、忍び寄る横浜藩の刺客により激しい戦いの火蓋が切って落とされたのであります。
横浜藩は剣術の達人揃い、読売藩の若き投げ役の戸郷ひろみ衛門に襲いかかり梶谷之助の一撃から異国の助っ人、外の繰り出す鋭い剣先で戸郷は深手を負う。佐野信三郎の自らを犠牲にする一撃と宮崎プー参の打撃により深い2点の傷を負ったのである。さすがは強打の横浜藩、原光圀の脳裏にこの旅は厳しい旅となるだろうことが深く刻みつけられたのである。
回が変わり、ついに読売藩の反撃が始まる。去年の旅では足手まといになっていた中島一塁が一撃で1点を奪う剣の切れ味を見せつけ原光圀御一行大いに盛り上がるのであった。その後に仙台のウィラ若の読売藩での初打撃で更に盛り上がり、迎えた好機に読売藩の侍若大将『しっかり和兵衛』の3点目の待夢利ー打撃が生まれ今年から旅に加わった『凄ぇの飛鮫』の技あり待夢利ーが続き笑顔の原光圀となるのでありました。そしてトドメを刺すように『丸角之進』の大打撃が生まれ次打者の若大将から「丸なのか角なのか、はっきりしなはれ」と軽口を叩かれながら鼻毛ボーボーのポーズで返すと、その『しっかり和兵衛』が続いて大打撃で読売藩に余裕が出る。『かげろう銀仁朗』の巧みな利意図で投げ役も順調に抑え最後に投げた『風車のデラ七』が危機を迎えると原光圀がここぞの指令を出す「デラ七よ、印籠を出すのじゃ、インローを攻めよ」この一言で立ち直ったデラ七は見事に読売藩を勝利に導いたのであった。人生、楽ありゃ苦もあるさ、涙の後には虹も出るこうして光圀の旅は続くのであります…続く