2022年12月10日（土）中山4R　2歳未勝利戦　芝1800m結果

1着　1枠2番　レーベンスティール（T・マーカンド）　2歳牡馬

父　リアルスティール
母　トウカイライフ

調教師　田中博康（美浦）
生産牧場　広富牧場
馬主　(有)キャロットファーム（1/400口　あんどれい）

レース後の田中博康調教師のコメントは以下。

会員の皆様、おめでとうございました。手探りな部分があったのは確かですが、一番気にして見ていた精神面は大丈夫でしたね。

競馬場へ来てスイッチが入ることを考えていたのですが、程よいもので心配要らないと思え、最初からメンコを外すことができたほどでした。

レースへ行くと、上手に立ち回り、あの枠の中で最高の競馬をしてくれたと思います。
ただ、所々で肉体面の弱さが垣間見られましたね。

1コーナーから外に張っていて、直線も伸びてはいるものの、前にというよりは外に逃げ気味でした。

現状ではよく走ってくれていると思いますが、この馬のポテンシャルを発揮できているとは言えないものでもあったと思うんです。

体幹がまだしっかりとしておらず、トモの頼りなさが目立つ現状ですから、成長を待ってあげたいかなという思いです。
心身ともに良くなればさらにいい走りを見せてくれると思っていますので、今後が楽しみです。

前走は戦いの末わずかに遅れて涙を飲む結果となりましたが、レベルの高さを見せてくれた内容でもありましたので、２戦目で巻き返したいと思っていました。

短期放牧、短期調整で向かった今回、前回の調整時と様子がいくらか違うところがあったことからレースへ行ってどうなるかは蓋をあけてみないとわからなかったわけですが、結果からすると対応できたのでしょうし、結果を出せたことだけでなく、いい経験になったのではないかと思います。

短期で２戦したことを考えてもこの後は少し間をあける可能性がありますが、まずはレース後の状態をよく確認してから今後のことを判断していきます。


圧勝で今後にも期待が膨らむ内容です。
順当に1勝クラスに向かうのかいきなり重賞チャレンジの可能性もありそうです。
期待したいですね。