ベンサレム　圧勝で準OP入り

10月27日(日)　東京8R　本栖湖特別　芝2400m　Ｃ．ルメール(55.0kg)　1着　1人気

Ｃ．ルメール騎手
「道中は超スローペースで走りたい気持ちが強かったですね。ですが、折り合いを欠いているというわけでは無かったですし、もう少しペースが流れていれば気持ち良く走れていたと思います。向こう正面ではポジションを上げる選択をしましたが、3、4コーナーでは行きたがることなく我慢することが出来ました。直線でも手前を替えてからグンと伸びてくれましたし、強い内容で勝ってくれたと思います。上のクラスでも楽しみですし、この先も長い距離で活躍してくれると思います」

稲垣幸雄調教師
「昇級初戦で厳しい競馬になると思っていたものの、自分の競馬が出来れば良い結果がついてくると期待して送り出しました。少頭数でしたし、道中はスローペースで多少行きたがるところはあったものの、我慢できていましたし、向こう正面ではポジションを上げる等、Ｃ．ルメール騎手が状況を把握した素晴らしいエスコートをしてくれたと思います。直線に向いても手応えは十分残っていましたし、右手前に替えてからはよく伸びてくれました。ただ、左トモの弱さは残っていますし、そのウィークポイントを含めて全体的な馬体の強化は必要ですね。今後もそういった課題に取り組むことになりますが、今の状態でこれだけのパフォーマンスを披露してくれるのですから、これからも大事に育てていきたいと思います。トレセンに戻ってからも状態をよく確認しましたが、追い切りの後と同じような感じで特に大きな問題はありませんでした。ただ、競馬を使ったことで全体的に歩様には硬さが見られ、レースの疲れはありそうですから、この後は無理せず放牧に出させていただく予定です」

有馬記念前日にグレイトフルステークス　芝2500mがあり、ここが目標と思います。
勝って来春は重賞チャレンジをステップに天皇賞にチャレンジしたい。