67件のひとこと日記があります。
2020/10/22 23:48
自作指数と短評特別版(第81回菊花賞part1)
※今回の指数一覧について
・全部で三部構成となっています(part1からpart3までに分割)。京極夏彦の異常に極太の単行本のように一つに無理矢理全部を詰め込みたかったのですが文字数が多くなりすぎて無理でしたw
※いろいろな記号について
・※=1年以上以前に記録された指数です。
・◎=5代血統表の中にノーザンダンサーのクロスがあることを表しています。
・☆=菊花賞に近いレースペースでマークした指数であることを表しています。
・☆☆=菊花賞に「非常に」近いレースペースでマークした指数であることを表しています。
※コメントについて
・コメント上段の矢印部分にて指数についての短評、コメント下段の矢印部分では血統についての短評をしております。
それでは、このpart1では馬番1〜6番の出走馬の指数を紹介してまいります。
1.ディアマンミノル ◎ 76☆→74☆→63→77→83 (80)
→見事抽選を突破し晴れ舞台へ。総合指数的には上位に割って入るのは厳しそうだが、タフな印象の馬なので粘り強さを生かしたい。
→父がステイゴールド系であり菊花賞に向いていそうなのはプラス材料か。祖母がオークス馬のイソノルーブルというのがオールドファンにはたまらないだろう。
2.ガロアクリーク ◎ 77→89→94→88→85☆ (89)
→総合指数2位。能力を考えると前走の指数がもの足りない気がするが、状態面がかなり良くなかったようなので、それを考えるとやはり実力は相当高い。
→相当昔の話だが、かつてニホンピロウイナー産駒のメガスターダムという馬が菊花賞に挑戦して話題になったが、こちらの父はゴリゴリのスプリンターなので更に厳しい挑戦となりそう。ウサイン・ボルトがフルマラソンで優勝を目指すようなものか。個人的に馬券の買い目に入れる余裕は無いかもしれないが、このような異端児は大好きなので大いに頑張ってほしい。
3.コントレイル 87→87→100→94→92☆ (95)
→総合指数1位で2番手以下を大きく引き離している。ただ3走前の指数が物凄かったとはいえ、その後2戦続けて指数を下げているのは不満。今回優勝したとしても再度指数を下げるようであれば成長力を疑った方が良いかもしれない。
→父ディープインパクト、母父アンブライドルズソングという組み合わせは成功例が多いが大抵マイラー型に出る。この馬に3000mは向いていないと思えるが圧倒的な能力の違いで押し切ってしまうか。
4.マンオブスピリット ◎ 71☆→75☆→82→81→85☆ (84)
→現状の指数的には期待されている程の数値ではなく、これからの成長と上昇に期待したい。
→父がルーラーシップというのが高速決着になった場合に不安だが、この馬自身は無類の京都巧者であるのは好ポイント。距離への対応が鍵になる。
5.サトノインプレッサ ◎ 73→75→84→89→83 (82)
→期待度が非常に高い割には指数的に目立つものはない。それでも近3走はそれ以前より明らかに良くなっているが。
→血統表からはこの距離が向くのかは判断しかねるが、明らかに距離不足と思われるNHKマイルカップよりはこの舞台の方が適性はありそうである。ただ、近5走菊花賞向きのレースペースを全く経験していないのは不満なところ。
6.ヴェルトライゼンデ ◎ 85→87→90→89→90☆ (89)
→総合指数2位タイ。最高指数という点では不満を感じるが菊花賞のこの舞台で最も実力を発揮できそうなので自己最高指数を更新する可能性は高そう。
→血統的に昨年優勝馬のワールドプレミアの弟というのは大きな強調材料。更に母系が淀の長距離に滅法強いドイツ血統というのもポイント高い。父がディープインパクトからドリームジャーニーに代わったのはスケールダウンの感があるが、菊に強いステイゴールド系になったのだとポジティブに考えたい。
以上、菊花賞出走馬馬番1〜6番の指数でした。馬番7〜12番につきましては「自作指数と短評特別版(第81回菊花賞part2)」をご覧ください。