天皇賞(秋)の自作指数と短評

左から古い順に過去5走の指数。()は総合指数。なお※は1年以上以前の指数です。
1.ブラストワンピース　
：※102→※95→(仏国)→93→100→74 (90)
→今週からBコースを使用することになり最内の芝はやや荒れているのだが、この馬は外枠時の成績がかなり良くないので絶好の枠を引けた。近2走は長距離輸送の負担が相当大きかったと思うので輸送の無い今回は大きく前進できそう。
2.カデナ　96→103→83→93→96 (91)
→全く人気になりそうに無いが指数は低くはない。ここまで鮫島克駿騎手が相当苦労し、時間をかけて持ち味を発揮できるようになったところでの乗り替わりになるのが大きなポイントになりそう。
3.ダイワキャグニー　87→87→82→92→97 (87)
→いつの間にか、知らないうちに去勢されてセン馬になっているということに気が付いた方も居るのではないかと思うが、前走はその去勢効果のお陰か最高指数を更新した。相手がこの上なく強力だが府中以外では買える要素が無いので、このレースこそ狙い目ではないかとも思う。
4.ダノンキングリー　※97→106→95→104→96 (92)
→総合指数5位。指数を折れ線グラフ化するとかなり激しい波のようになる(=好レースをした次走に反動がでやすい)。前走はパフォーマンスが低かったので、今回は大きく数値が上昇する流れになりそうだが果たしてどうなるか。
5.ウインブライト　
:※95→※101→(香港)→※84→※100→(香港)→91 (90)
→指数は悪くないが、左回りの適性が低そうなので苦戦か。叩いて良くなるタイプでもあるので一度使ってからの大きな変わり身に期待。
6.フィエールマン　※96→※98→※94→(仏国)→103→101 (92)
→総合指数5位タイ。以前は1800mばかりに使っていた時期があったので距離をこなせそうな感じがするが、指数的には高い数値は2500m以上の時であり、2200m以下になると数値がそこまで高くないので、やはり長距離型である可能性は高い。休み明けになる点と左回りの東京は問題ないと思う。
7.クロノジェネシス　※96→94→93→105→107 (94)
→総合指数2位。今回数値1位ではないかと思った程であり、それだけ近2走の指数が高い。高指数となった阪神ほどベストの条件ではないかもしれないが、ここでも上位争い有力。
8.キセキ　103→92→97→100→96 (94)
→総合指数2位タイ。展開に大きく影響を与えそうな一頭。明確な逃げ馬が不在なのでスローペースになりそうだが、この馬がもし逃げた場合はハイペースになる可能性が高い。もっとも陣営が差すレースを示唆しているので逃げないと考えられるが。指数は常に高指数を記録しており差す競馬でも十分上位争い可能。
9.アーモンドアイ　※106→※109→99→105→100　(96)
→ひと頃の勢いは感じなくなったが、総合指数1位。今回も調教タイムは良く出ているが、急仕上げでここに間に合わせた印象があるので馬体の状態が大きなポイントになりそう。
10.スカーレットカラー　95→79→98→83→94 (86)
→この馬もダノンキングリーほどではないが、好レースをした次走は反動が出やすい感じがある。前走は好レースの部類に入るので今回は反動が出そうな気がするが果たしてどうなるか。
長距離輸送になるのもポイント。
11.ダノンプレミアム　※100→※86→※105→110→(豪州)→81 (94)
→総合指数2位タイ。指数高いが最近記録された訳ではないので過信は禁物。前走の大敗で一気に見限られた感もあるが、状態は良好なので上位争いしてもおかしくない。もっとも勝ちに行くのなら単騎逃げに持ち込んでそのまま押し切るような極端なことをやった方が良いのではないかと思う。
12.ジナンボー　78→89→101→88→91 (86)
→能力高いが指数的にはさすがにここでは荷が思い感じ。ただ前走のように主導権を奪うと相当しぶといようなので逃げ馬不在のここでも思い切ったレースがありそう。左回りの適性が高いので善戦以上を期待。

以上、出走馬12頭の指数でした。