620件のひとこと日記があります。
2020/06/07 20:10
2020年安田記念とアーモンドアイ
アーモンドアイ、負けましたね。競馬に絶対はないという言葉を改めて思い知らされた。
アーモンドアイ、クルーガー、ノームコアがバラっと出遅れ。スプリント戦線の馬たちがサッと先行して、その後にダノン2騎とグランアレグリア。インディもまずまずのスタートやったのに結局下げてグランの後ろ。淡々と流れてアーモンドアイも何もできずにそのまま直線、外に進路を取ってる間に完璧に立ち回ったグランが馬場の真ん中でスパート、結局終始後手に回ってた気がする。ヴィクトリアマイルのパフォーマンスを見てると多少後ろからでも突き抜けると思ってたけど、やっぱり彼女も一頭の馬、初めての中二週が応えたのか、稍重が走りづらかったのか何とか2着って感じだった。
勝ったグランアレグリアももしかしたらバケモノじゃないかと思ってた。高松宮記念は初めての1200で後ろからただ一頭飛んできての2着、阪神Cは圧巻の走り。この馬も休み休み使わないとダメなんかもしれんけど、そうなると間隔十分で高速馬場の府中のマイル戦なんかお誂え向きの舞台だったと思う。元々マイルで好成績、スプリント向きの府中、そして抜群の能力、アーモンドアイが舐めたマネして勝てる相手ではなかったということだろう。G 1での池添もホントに勝負強い。
馬券的にノームコアが3着に入ってくれたらプラスやったのにガミった。三連複2番人気やしそらそうやろな。
ノームコアもやっと内枠が取れて、最近やる気あるノリさんがいい位置を取れたら2着はあると思ってたが、結果はスタートで後手を踏み挽回できず。。結局外回して4着飛んできたけど、逆にヴィクトリアマイルのように道中で位置を取れるならこの馬には内枠はあまりプラスに働かないのかもしれない、スタートで後手を踏んだら尚のこと。
インディチャンプはわからない。馬場か?直線は内を選択して抜け出してきたけど、そこまで走らなかった。
ダノンスマッシュ、ミスターメロディ、セイウンコウセイのスプリント勢は予想通り前での競馬。ダノンスマッシュは京王杯を見てたらマイルでも走れると思ったけどダメでした。ミスターメロディも左回りで一発あるかと思ってたけど、好位にいながらダメでした。前半600mで34.2、前で稍重で荒れた内を走って(しかもマイル戦)って考えると少しこの二頭にはしんどかったのかもしれない。
ダノンキングリーは外して正解だった。G 1の締まったマイル戦はついていけないと思った。ほんまに1800専用機なのかもしれん。
ペルシアンナイトもほんとに惜しい馬。外厩でみんな休み明けバンバン走るのに。。秋は国内で富士Sでも出て叩いてマイルCSで復活してもらいたい(勝手なことを言うてるが)。
アドマイヤマーズは馬体写真を見て大きくなってるように感じた。が、パドックではあまり良さそうに見えなかった。ドバイ中止でみんな予定が狂ったのだろう。
しかし改めて思う。
アーモンドアイはすごい馬。G 1を7勝は超一流の馬じゃないと出来ない。しかしやっぱり僕はこの馬は「速い馬」であって決して「強い馬」では無いと思う。牝馬三冠はホントに見事やと思うしスターホースやと思う。ただオークスは3歳限定やし、ジャパンCは斤量53kgで超高速馬場の府中2400なんかスタミナやパワーが不要だからあれだけ走れたのだと思ってる。だから最近アーモンドアイの秋のローテをみんな予想してるけどJCはまあ使わないと思ってる。有馬記念でもわかったと思う。なんていうか「強さ」はアーモンドアイは持っていない。それを持ってた牝馬がリスグラシューやマリアライトだろう。そしてリスグラシューなんかはキレ味も兼ね備えてて、特にコックスプレートの走りはバケモノ級だった。ホントに有馬記念の時にめっちゃ強いのわかっていながらアーモンドアイから馬券買ったのを後悔してる。
ただ単純にこの馬はホントに「速い馬」であって「強い」って言うのとは違う気がした。ほんで今回はルメールも下手やったし。この先例えば天皇賞秋でG 1を8勝するかもしれない、それでも個人的には「最強馬」という括りでは無いかな?と思う。あくまで個人的意見ですからね!ほんでやっぱり「最強」と言うなら重馬場も高速馬場も距離も1800?3200走れて前でレースを作れて横綱相撲で他馬を振り落としていくキタサンブラックが永遠の僕の最強馬だということである!(別にそれはどうでも良いこと)
今回は負けたけど、競馬だけじゃなくみんな一回の失敗で烙印を押しすぎや。また秋になったらアーモンドアイも立て直して素晴らしい走りを見せてくれると思う。まずは故障がないことを祈りながらゆっくり休んでもらいたい。新記録、期待しています。