2024年天皇賞(秋) 2/3

ドウデュースの末脚は凄いね。外からスムーズに進路さえ確保したら飛んでくる。今回の上がり3F32.5。有馬記念や阪神内回りで行われた京都記念のようにコーナリングの上手さが要求されるコースでもピッチ走法で問題なく上がってこれるし、東京の直線ならこれやし、ほんまコース不問の鬼の末脚。満を辞して追い出した時のレーベンをあっという間に置き去りにした瞬発力は見事。

タスティエーラは大阪杯の謎失速のせいで人気無かったけど、どうやら熱発だったという情報も、ホンマか知らんけど。本来は競馬が上手く前でレースできて、キレは無いけど走りさえすれば負けにくい競馬をする。ダービー馬のワンツー、やっぱり偉いね。

ホウオウビスケッツはやっぱり単騎ならしぶとい。4歳でいきなりマイル走った東京新聞杯でも1.32.3で3着と対応したようにスピード能力は高いし、それでいて持続力もある。毎日王冠もまだ状態は今ひとつで2着。今日も同じように先手取れて中盤緩ませて34.0の上がりで垂れずに走れた。

ジャスティンパレスは去年の秋天でも後ろからプログノーシスまで差して2着になったように中距離の上がり勝負にも強い。スタートが悪くなってどうしても後方からになるけど、溜めて内を突いてよく4着まで飛んできた。

マテンロウスカイは1枠ベラジオオペラがスタート早く、2枠2番でベラジオの後ろに付いて内前目で進められた。ただし相対的にはやはりキレ負けしてしまう。理想は中山記念みたいなレースなんやろうけど、東京だとなかなかね。。

ベラジオオペラは夏に弱く状態は今ひとつで、その中で良く頑張った。とにかくスタート速い。ダービーでは溜めて上がり最速も出したし、宝塚記念や大阪杯ではローシャムパークに早め動かされても沈まなかったように単純に強い。馬場も不問。状態が良ければね。。

(続く)