2024年マイルチャンピオンシップ　2/3

ソウルラッシュ。完勝やったね。外差し馬場で外枠、馬群の中から外に持ち出し末脚を引き出すと、そこまで上がりが速すぎない今日の馬場を一気に突き抜けた。たぶん雨が降ればもっと突き抜けた可能性ある。力はあるのになかなか勝ち切れず、7回目でようやく勝利の女神が微笑んだ。団野のガッツポーズが「この馬をなんとしてもGI馬に」って気持ちが見えて感動した。

エルトンバローズ。スパッとキレるタイプじゃないけど競馬が上手い。大外枠でも道中ウインの後ろに入って上手く進められた。元々ワンターンの競馬は上手かった。今日は状態も良かったよう。大外枠でも外伸び馬場でしぶとく上がってきた。

ウインマーベル。前走後に松山の進言でマイルに挑戦ってことらしいけど、1200より1400寄りやったし折り合いも付くからマイルは全然問題無いと思ってた。外伸びの外枠で中盤も緩む中で持ち前のスピードでポジション上げていき、直線見せ場たっぷりやった。彼もGI届きそうで噛み合わんね。

ブレイディヴェーグ。ルメールいわく距離短縮で普段より反応が遅かったとのこと。2000近辺を使われながら初マイルで、それは最初から全然考えられるやんと思うけどな。エリ女の方が良かったやろうに。。しかもこの外伸び馬場で2枠で、ちょっとやりにくかったんやなかろうか。

チャリン。日本の馬とはスタートのスピードが違った。いつもより後方で、外からよく伸びたが届かんかった。欧州でのGI勝ちは間違いなく強かった。特にQE2世Cは重馬場のアスコットで、逃げ馬の後ろから馬なりで先頭に立ち、ドバイターフ馬ファクトゥールシュヴァルの追撃を振り切り完勝。ジャックルマロワ賞も直線だけだが勝ち時計1.33.9。楽しみやったけど惜しかったね。

セリフォス。8枠から早々に内に入れて空いたスペースを追走させてたけど、今日はそこ伸びなかったんじゃね？川田にしては珍しい。渋るとダメで良馬場が良い。富士Sは久々で若干折り合い欠いてたが今日は折り合ってたけど、なぜその進路やったんや。。

(続く)