フェアリーS 2/3

エリカエクスプレス。新馬戦は京都内回りのマイル。陣営いわくスピードの違いでハナに立ったとのことやけど、そのまま逃げて直線まで手応え良く進めて、追い出したのはラスト1Fのみ。ただその最後の2Fが京都で12.1-12.1だったのがどうかと思ったが、今日も最後の直線まで抜群の手応えで進めて追い出したのはラスト1Fのみ。冬枯れの中山で、しかも時計も出にくいこの馬場で0.9秒更新のレコード勝ち。彼女、まだ底が見えない。

ティラトーレ。普通なら勝ってる。パドックはうるさかった。前進気勢は強くスタートは出る。新馬戦はスローの上がり勝負で直線も2番手から反応良く突き放して1着。ひいらぎ賞は牡馬と交えて、好タイムの中を外外追走し頑張った4着と内容は悪くなかった。ひいらぎ賞も今日も締まった中で追走できて地力はある。今日は勝ち馬が強かった。

エストゥペンダ。大きくゆったり走る。新馬戦はキレ負けたか、2戦目の未勝利戦もスロー前残り。3戦目の未勝利勝ちは先団後ろから長く良い脚でじわじわ差を詰め差し切った。良馬場で上がりがかかる方が良さそうに見える。今日は外目後方のレイユールの後ろで溜め、4角から大きく外を回り前に迫った。前傾ラップの長く良い脚勝負なら面白そうとは思ったが、よく飛んできた。先々は折り合って距離長くして良さそう。

マイスターヴェルク。新馬戦は9月の高速中山。外外追走やったが馬場の良い中山で最後加速ラップで前2頭に離された3着。未勝利勝ちは新潟のスロー上がり勝負を2番手から終い11.2-11.2-11.9を凌いで勝利。今日も3〜4角で中からポジション上げ、ガシガシ追いながら前に迫った。キレ味勝負よりしぶとく追えそう。

キタノクニカラ。道中はマイスターヴェルクの後ろの内後方から直線外に出して追って5着。新馬戦は前傾ラップを差し切り。後傾ラップの新潟2歳Sや赤松賞は伸びず、京王杯は外伸び馬場を最内枠で度外視。スロー決め手比べより前傾ラップで台頭するか。アスター賞は内から完璧やったのに外からジャルディニエに差された。

レモンバーム。8枠で後方から、道中内を回ってマイスターヴェルクに付いていき直線は脚伸ばした。展開利あり。