2025年オークス　2/3

カムニャック。新馬戦はスロー直線勝負をノーステッキで突き放して強かった。その後アルテミスSは状態も良くなく、エルフィンSは内で動けず後方から終いのみ。フローラSで状態も戻り、中団待機からの末脚勝負を制した。左回りの方がスムーズ。今日はフローラSよりも瞬発力勝負になったが、伸びる外から見事に突き抜けた。ただ道中のケアもシュタルケ上手かった。飛びが大きく、長距離向き。ブラックタイド産駒の母父バクシンオーだって！イイネ！

アルマヴェローチェ。惜しかったね。今日の馬場で最内枠は運が悪かった。それでも好スタート決めていつもより比較的ポジション取って、道中も外のエンブロが締められなかったか寄せてこなかったか、空いた所で外に寄せ、直線は長く良い脚で頑張った。追ってからの反応も悪くないし、元々マイルよりオークス向き。つなぎも短く立ち気味で荒れ馬場も苦にしない。牝馬ながらパワーがあって素晴らしい。
てかXで田原、アンカツ両名手が共に「カムニャックがアルマに併せなかったのが良かった」という旨を書いてる。そうか併せたら勝負根性でまた違ってくるのか。勉強になる。

タガノアビー。長く良い脚はあった。未勝利勝ちはAコース3週目の稍重で時計掛かる小倉のコーナー4つ。これを外から押し上げ突き抜け強かった。ただフローラSは最内から直線なかなか追い出せず、ようやく追ってからは良い脚使ったが時既に遅し、囲まれると抜かそうとしない性格もある。連闘の矢車賞は京都外回りスローからのラスト4F戦の加速ラップを外から飛んできて、自力で賞金加算して出走にこぎつけた。今日はスタートで外の馬に寄られてまた後手踏んだが、バラけた内からオークス向きの自慢の末脚を見せた。近親に同じく末脚自慢のタガノビューティー。

パラディレーヌ。元々スタートは悪くなく今日は好スタート決めたアルマの後ろを終始マーク。直線も後ろから狙いグッと伸びそうやったが上位も強かった。彼女もつなぎは短く立ち気味でパワーがあり、上がりが掛かる方が良さそう。未勝利勝ち、つばき賞は流れたペースの中で終いも脚使っての連勝。フラワーCは出遅れ外から追い込んだが、スムーズに進めたレーゼドラマに逃げ切られた。調教も自己ベストで状態も良かったか。