あたしあたし詐欺とサイズちゃん　１

りぃぃぃぃん！！
カリーヌ「もしもし！」
？？？「あ！お婆様！あたしよ！あたし！！」
カリーヌ「・・サイズちゃん？」
サイズ「そう！！サイズだよ急に電話してごめんね！今、電話大丈夫？」
カリーヌ「ええ！大丈夫だけどどうしたの？」
サイズ「・・実は、友達のPCを壊しちゃって今すぐ10万円弁償しなきゃなんだけど、お母様達に言ったら思いっきりムチで叩かれたりするからお母様達に内緒でお婆様に代わりに10万円出して欲しいのだけどいいかな？」
カリーヌ「え？10万円も弁償するの？それは大変ね！！わかったわ！！今から10万円用意するけど、どうやってサイズちゃんに渡せばいい？」
サイズ「それはね・・」
そして、約一週間後！
サイズ「お婆様お久しぶり♪今まで何か月も連絡してなかったからお婆様が心配でお母様と二人で直接会いに来たよ♪」
カリーヌ「・・え？確か約一週間前にPCの弁償代の事で私に電話したわよね？」
サイズ「え？約一週間前なんて電話してないよ！それにPCの弁償って何？」
カリーヌ「・・え！！まさか！？」
ルイズ「お母様！！どうされたのですか？詳しく聞かせて下さい！！」
そして！
ルイズ「お母様！！おそらく、それはオレオレ詐欺だと思いますわ！よく孫を装って祖父母から大金をだまし取ると言う悪質詐欺が今でもあるのです！！」
カリーヌ「そんな！！では、私はサイズちゃんを装った女性犯に騙されて10万円も騙し取られたというの？私たる者が何てミスを・・」
ルイズ「いえ！可愛い孫娘が助けを求めれば感情的になって騙されてしまうのもある意味仕方ない事かもしれないです！一番悪いのは、うちの娘の成りすましてお母様から大金奪ったバ〇女です！！よし！今から私が虚無の魔法でそのバ〇女を見つけて10万円取り返して来ますから安心して待ってて下さい！！」
サイズ「お母様！私も自分の偽物が許せないから一緒に犯人捜しするよ！！お婆様！必ずお婆様の仇を討つから楽しみに待っててね」
カリーヌ「本当にごめんなさいね！私も50代の頃までならすぐ偽物を見破れたのですが、高齢者になるとダメだわね！二人共！本当に気をつけてね！！」
２へ続く！