ルイズ達のスキーゲレンデレース

サイズ「えへへロープウェイ山頂からの雪景色最高だね今からお母様とシャナおばちゃんとポンタ君とで林間コース滑ってレースしてね優勝者には会長自腹で10万円支払われるから頑張ってね」
ルイズ「サイズちゃんの為にも絶対スキーで優勝するんだから」
シャナ「いや！愛夫悠二の為にもスノボーで優勝してみせる」
ポンタ「ヘカテーちゃんの為にも自慢のソリで僕が優勝するよ」
私「・・ソリでゲレンデ滑るのは・・まあいいか先にサイズちゃん背負って上級コース滑ってふもとで待ってるからな怪我に気をつけて滑れよレディ！ゴー」
ポンタ「・・へ？何か轟音感じるけど・・ンホー雪崩だよぉ」
ルイズ「え雪崩ってどこよ・・・ねぇどこも雪崩起きてないけど・・ポンタまた騙したわねすぐに追いついてやるんだから」
そして！
ポンタ「へへ本当にルイズちゃんは純情で楽だよ流石シャナちゃんは騙されなかったね」
シャナ「今まで色んな敵と闘って来たからポンタの手口など朝飯前だ絶対優勝するからな」
ポンタ「果たしてどうかな」
バキッズデーン
シャナ「・・ポンタわざとドリフトして私の足にソリをぶつけたな？絶対許さない」
ポンタ「へへ油断する方が悪いんだいさて、このまま独走・・へ？この声は？」
そして！
ルイズ「・・何とかシャナには追いついたわ！！せめて２位にはなってやるんだから！」
シャナ「いや！絶対２位だけは渡さない！！それ！ゴールだ！！」
パパパーン！！
私「・・ルイズのストックが先にテープを切ってルイズの優勝！！」
シャナ「！！おい！ストックで先にテープ切るのは反則だぞぉ！！」
ルイズ「はぁ？ストック使っちゃいけないルールなんてないわよ♪」
シャナ「・・・・・もういい！！・・え？会長！ポンタが先に着いたんじゃ・・」
サイズ「・・ポンタ君まだ来てないよ！！・・まさか！遭難？」
女性「あのう、９歳の男の子見ませんでした？実は、うちの子が一人でゲレンデ滑りたいから小３ですし自由に滑らせたのですが１時間以上姿が見えないんです！！本当に心配で・・・（涙）」
ルイズ「きゃぁ！大変じゃない！！でも林間コースでは子供見なかったけど・・」
子供「ママァ！！！僕、助かったよぉ！！！」
シャナ「・・おい！ポンタ！お前、後ろに子供を乗せて・・・まさか？」
ポンタ「うん微かに泣き声が聞こえて脇見たら子供がコース外で泣いてたから応急処置してソリに乗せて滑って来たよ♪」
女性「ああ！何て優しい狸さんでしょう・・本当にうちの子を助けてくれてありがとうございます！！お礼にダイヤでも・・」
ポンタ「いや！ダイヤが欲しくて助けたわけじゃないやい！！まだ小３で一人で滑らせちゃダメだよ！！きちんと親が面倒みないと・・」
女性「はい！本当にすみません！！今後はしっかり面倒みます・・ありがとうございました！！（涙）」
ルイズ「・・・同じ母親として感動したわ！！ねえ？ポンタに賞金１０万円あげるわね♪」
ポンタ「オリホー！！１０万円手に入ったぞぉ！！やっぱり勝負より命救助選んで正解だったよぉ！！読者の皆も怪我してる人がいたら絶対応急処置とかしてねー」
私「・・ダイヤを断って１０万円で喜ぶのは・・・まあいいか！！改めて実際に２年振りにスキーして最高でした♪まだ滑れる体のうちにスキー楽しみたいです！ありがとうございました！！（ちなみにスノボーは苦手です！）」
完