・・激突！！

アンリエッタ「会長！今日はわたくし達の観光の為にジャンボタクシー貸切ありがとうございますもちろん、料金は皆で出し合ってお支払い致しますわ♪」
私「いえ！多額のお仕事ありがとうございます！では、山中巡りツアーで山道を回りますので・・」
そして！
シエスタ「・・あのう、前のトラックやけに遅くないですか？」
タバサ「・・・異常！」
私「・・おや？トラックの運転士が手で追い抜きどうぞの合図してますから追い抜きますね！」
そして！
キュルケ「・・・・ねえ？何かあのトラック徐々に距離を詰めて来てるんだけど気のせいかしら？」
ルイズ「・・てか、明らかに私達を煽ってるじゃない！！会長！何とかしなさいよね！！」
私「！！とにかくスピード上げて逃げよう！！・・・お！丁度休憩場があるからそこへ避難するぞ！！」
そして！
ポンタ「オリホー♪あのトラック、凄いスピードで去ってったよ！！もう安心だよね？」
私「よし！では出発するぞ！」
そして！
カンカン！
私「・・踏切か？おお！右から貨物列車が・・・」
ヘカテー「・・あのう、何故か後方から先に行ったはずのトラックが近づいて来てるのですが・・・・！！」
ドン！！
私「！！おい？皆！大丈夫か？・・・！！おい？あのトラック！ひたすらアクセル踏んで私達を線路の中へ・・・」
イルククゥ「会長！！このままではイルククゥ達が貨物列車の餌食になるのね・・・」
私「・・ダメだ！ブレーキ踏んでもトラックに押されてしまう・・・こうなったらアクセル全開で踏切突破だぁぁ！！」
バキッ！！
・・・そして！
アンリエッタ「・・・・ギリギリ列車と接触寸前で渡り切りましたわ・・・あのトラックは何なのでしょうか？」
私「それはこっちが聞きたいわい！！」
シエスタ「・・今すぐスマホで通報しましょう！」
タバサ「・・・！！ここ山奥だから圏外で通じない！」
私「！！おお！丁度古い電話BOXが・・・早速電話して助けを呼ぼう！！」
そして！
私「・・あのう、警察ですか？実はですねぇ・・・！！」
キュルケ「会長！危なーい！！」
私「うわぁぁぁ！！！」
ドカーン！！
ルイズ「キャァァ！！あのトラックが会長がいる電話BOXに車ごと体当たりしてBOXが木っ端微塵になったわよぉぉ！！」
私「・・・・・ぶつかる寸前に逃げて助かったぁ・・・・よし！こうなったら・・・・おい！すぐ出発だ！！」
そして！
ポンタ「ンホー！！まだあのトラック追いかけて来るよぉ！！」
私「・・よし！この道に行くぞ！！」
そして！
ヘカテー「・・・あのう、この道ってどこの続いてるのですか？」
私「・・私を信じろ！！」
そして！
イルククゥ「！！うわぁぁ！！崖で行き止まりなのね？会長！何で崖に向かったのね？」
私「・・・お客様！今すぐ荷物持ってジャンボタクシーから降りて隠れて下さい！これから何が起きても絶対姿見せないで下さいね！！」
ルイズ「・・・ねぇ？会長！まさか・・・」
ポンタ「ンホー！！もうトラックが凄いスピードで向かって来たよぉ！！」
私「早く下りて隠れろ！！・・・・さあ、あのトラック！！地獄までついて来い！！」
ゴオォォォン！！！ヒューン！！！
トラック運転士「！！！！！うわぁぁぁぁ！！！！！」
ヒューン！！！・・・・ドガァァァァァン！！！！！！
そして！
ヘカテー「・・・会長が運転したジャンボタクシーが崖に向かって落ちて、あのトラックも一緒に崖に落ちて炎上しましたね・・・・会長！！！どうか生きて下さーい！！！」
アンリエッタ「・・・いくら会長とは言え、この高さから車ごと落ちれば助かりませんわ・・・」
シエスタ「・・・皆で会長のご冥福を・・・」
タバサ「！！・・あそこに何か人影が・・・」
キュルケ「ああ♪会長じゃなーい良かったわ！！生きてたのねぇ！！」
私「・・・・崖落ちる直前で車から飛び降りた・・・・何とか助かったようだなぁ・・・・」
イルククゥ「これで一件落着なのね♪・・・でも結局あのトラックは何だったのね？」
私「・・・さあ、トラック運転士が爆死した今、真実を知る術はないだろうなぁ・・とにかく山を下りて警察と本社との連絡だ！！」
・・こうして、山を下りてスマホで警察や本社と連絡とりました！！
ちなみに、この話は１９７１年アメリカ映画、激突！を参考に考案しました！
またどうぞ！
完