ブルマ姉さんの怒り（その４完結編）

Ｍ９という前代未聞！想定外の地震に襲われ、
おそらく東北地方の標準地震計は針が振り切れていて、
最大振幅の測定が不能だったんじゃないの？

こういう非常事態下で、予報の発表をどこが責任持ってやるのか？
わたしにはそういったシステム的な事は知らないんだけど、
この地震の場合，仙台管区気象台じゃあないの？？

地震のＭを早く発表しないといけない！　でも、
針が振り切れている！　だからＭを決定できない！　
とりあえず過去最大級の地震Ｍ７・９にしておこう！！
　　　　　　　　　↓
遠くの地震観測所のデーターが送られてきた。
あれっ！？　まだ針が振り切れているぞ！
大変だ！！　とんでもない地震だ！！
日本で起こる最大級の地震かも？！
Ｍ８．４に修正しよう！！
　　　　　↓
もっと遠くの観測所のデーターを調べよう！（汗）
　　津波到着。　ええっ！！　防潮堤を乗り越えた！！
　　想定外の地震だ！！
　　　　　↓
全国の観測所のデーターを解析しろ！！
　　　　　↓
Ｍ８．９になるやないか！！　信じられない！！！（大汗）

って　感じだったのじゃないかな〜〜〜〜〜〜〜？？？

何度も繰り返すようだけどさ、
このＭの上方修正って、測定誤差の範囲内じゃないのよね〜。
津波がやってくるのに３５分かかってるのよね。
こんな大地震でもＭ出すのに１０分あれば十分でしょ！（これはダジャレじゃないわよ！）

東北との通信が途絶えていてもケータイとかがあるから
もっと早くほかの観測所が正しいＭを伝える方法があったはずよ！


たくさんの犠牲者を出した大槌町の役場の人たちへの
聞き取り調査で分かったことだけど　やっぱり、
少し前のチリ地震津波の予報の時、
予報５ｍでも１．５ｍの津波しか来なかった。
今回５ｍの予報でも、防潮堤は６．８ｍもある。
だから大丈夫だろう　と思っていた人が多かったみたい。
第一、災害本部が役場の前に設置されていたとか・・
（もとろん津波に飲み込まれる・・）
災害対策の中心的部門がこうだからなあ・・

津波の高さは　震源距離とＭから決めるのよね。
だから　もっと早く正しいＭを決めていれば
防潮堤を軽く超えるものすごい津波がやってくる！
ということがわかり、地元の人たちの危機感が強くなり
犠牲者の数はもっとすくなかったかもしれないのに・・

だから〜〜　津波がやってくる前に出した
Ｍ７．９とＭ８．４　が余計なのよ！　
これがいけなかったのよ〜〜〜！！
誰が出したのよ！！　責任者出てこい！！！！！
と、　私は怒ってるのよ！！
最後まで　お付き合いありがとうございました。。