エンパイアペガサス引退式

長年見てきた岩手の雄、エンパイアペガサスが引退しました。

水沢競馬場のある奥州市まで車で東北道を走り、
着いた時にはすっかり雪が舞う天気。
雪で走路整備に時間がかかり、第４レースが取り止めになり、
嫌な予感してきたら第７レース以降がやはり取り止めに。

レース取り止めに遭うなんて生涯初めての経験だが、
それよりエンパイアペガサスの引退レースである桐花賞も
取り止めになってしまいました。

それでも引退式は時間通り１６：４０から行うと
館内放送があり、他場の場外発売で時間を過ごし、
引退式まで待ちました。

１６：４０にもなるともう日暮れ、外は極寒で震えます。
そんな中でも百人近くが見守る中、
11月末にリニューアルされたパドックで引退式が始まりました。

（個人の記憶ですが）
佐藤オーナーからは「前走のレースを勝ってくれた時は
なんて馬だとうるっとなった。」
佐藤調教師からは「この馬でダービートレーナーになれた、
今日は馬には勝てると思ったが、雪に負けました。」
山本政騎手からは「今日のレースに乗れなくて残念、
引退するのは残念だが、次のステージもあるので・・・。」
といった感じのスピーチ。

最後にサインやパドックリニューアル記念のタオルなどが
ファンに配られ（サインは２０人限定だったのでもらえず）、
タオルをもらってきました。
ま、すっかり夜になって地吹雪のような中を帰途についたのは
言うまでもないか。

２０２１年１２月３１日大晦日のこの日は、
いろんなことがあって、一生の記憶に残る日となりましたね。