共同通信杯　抑え2頭

▲シャフリヤール　2番人気
あのアルアインの全弟。
この馬も「1番人気1着」の新馬戦勝ち馬。
この馬の新馬戦も、3着以下には4馬身を付けて圧勝。2着に負かした馬が次走で勝ち上がっているのでレベルは低く無かった。
さらに、この馬には血統的な裏付けがある。
・ディープ産駒　3-3-7-15で複勝率46%
・ディープ産駒　10年連続馬券内
複勝率よりもすごいのが、毎年ディープ産駒が必ず馬券内に来ていること。
今年は2頭しか出走しないけど、6番人気以内のディープ産駒はこの馬だけ。もうこれだけで買うべき理由になるでしょう。
所属のサンデーレーシングはこのレースでは
好成績を残している。
・サンデーレーシング所属馬
　1-3-2-2で複勝率75%
今年の該当馬はこの馬のみです。
ちなみに鞍上の福永騎手は東京芝1800mでの実績は普通に買える。
・東京芝1800m　24-18-11-92
複勝率36.6%は4位なので信頼できるかと。しかも重賞に限定すると、勝利数は最多。
そもそも今年の福永騎手は重賞で絶好調。
・2021年重賞成績　2-2-1-3で複勝率62.5%
先週ヴァンドギャルドを飛ばしてましたが、馬券外の3回は4着と5着だし、かなり乗れてると思う。
ちなみに福永騎手は同日行われる京都記念のワグネリアンではなく、この馬を選んだ。
そういうことです。

不安要素は東京適正。全兄弟のアルアインとダノンマジェスティは何故か東京では結果を残せていない。血統構成も全く同じなので、東京がダメかもしれない。
そして今回外枠に入ってしまったのは大きな割引材料だと思う。
・8枠　0-1-1-16で複勝率11%
先週の重賞でも外枠からヴァンドギャルドが飛んでいるし、小頭数だけど不安かなぁ。


▲キングストンボーイ　4番人気
ルメール騎手が乗ります。それだけで抑えて下さい。東京芝1800mでも圧倒的。
・東京芝1800m成績　34-23-20-53
なんと複勝率59%もある。2位デムーロ騎手が45%なので、大きく差を付けている。
調教師も藤沢和雄厩舎の成績は良い。
・藤沢厩舎東京芝1800m　44-24-22-138
複勝率39.5%は全体で2位の成績。
この馬は2走前こそ不良馬場で敗れたが、それ以外では上がり最速の末脚を使えている。
スタートが良好で5番手くらいに先行できる脚があるのも良い。
・先行　6-4-6-17で複勝率48.5%
・過去5年勝ち馬　4角4番手以内
先行馬は複勝率だけでなく、勝率や連対率もトップの数字。ルメール騎手だし位置取りの心配は無いでしょう。とにかく前にいるだけでチャンスはあると思います。

不安要素はルメール騎手が乗るのに5番人気の馬です。サウジアラビアRCではステラヴェローチェに1.1秒差の負け。タイムだけ見るとここで逆転出来るとは思えない。
勝った2戦もクビ差で0秒差の勝ち。はっきり言って一度も強い勝ち方はしていない。
確かにルメール騎手の成績は良いですが、馬が普通に弱いというのもあり得るかと。
複勝率59%とは言え、逆に言えば41%は飛んでいる。そう、先週のトリプルエースです。