フェブラリーステークス　本命

この馬には不安要素があります。
それでも好走データに最も該当したのがこの馬でした。

◎レッドルゼル　4番人気
この馬には100%データがあります。
根岸ステークス勝ち馬は成績優秀です。
・根岸ステークス1着　
　3-1-1-3 複勝率62.5%
・根岸ステークスで勝ち時計1.23秒未満　
　3-0-0-0 複勝率100%
・根岸ステークス6番人気以内で3着以内
　4-2-2-0 複勝率100%
根岸ステークス組は5年連続で馬券になっていますし、時計面からも信頼度は高いです。
鞍上の川田騎手もこのコースは得意です。
・東京ダート1600m 過去5年成績
　9-4-1-18 複勝率43% 勝率28%
関西の騎手なので騎乗回数が少ないですが、しっかり結果は残しています。
前走からの継続騎乗も期待できます。
・前走3着以内で騎手継続騎乗の馬
　過去24年連続で馬券内に好走中
ちなみに該当馬はこの馬だけです。
オーヴェルニュとレッドルゼルを選べる立場でしたが、鞍上の川田騎手はこの馬への継続騎乗を選びました。そういうことです。
実は負けた2戦の敗因が明確です。
夏負けの症状が出ていたと陣営側からレース後のコメントが出ていました。
※夏負け　夏に多い汗が出なくなる病気。
少なくともこれを知ってるかどうかで馬券の取捨も変わると思います。
・12月〜2月　2-3-0-0 複勝率100%
実際に冬はちゃんと走ってます。
そして最後に、この馬はコースデータの好走条件にすべて該当しています。
・2番人気以内
・速い上がり実績
・前走JRA重賞
・前走3着以内
・5歳馬
・関西馬
言うこと無しでしょう。

不安要素は疲労です。
今回中2週での出走になりますが、キャリア15戦で凡走した2戦は共にレース間隔が1ヶ月未満だった時です。
もちろん夏負けの症状もありましたが、使い詰で体調を崩すタイプなのかもしれません。
事実、7勝中6勝が中6週以上の間隔を空けて使った時でした。
枠に関しても割引です。芝を長く走れるのは良いですが、外を回されるのは良くない。
距離適正にも影響して来そうです。
このレースの過去10年の連対馬20頭はすべて1600m以上での経験があり、18頭はマイル以上の距離で重賞実績がありました。
この馬は1400m以下の実績しかありません。
ただし、下記の通り個人的には大丈夫だと思うのですが…

※ 今回初の1600mを不安視する人が多いですが、実はロードカナロア産駒はダート1600mの成績は悪くないです。
・ロードカナロア産駒　ダート1600m
　11-6-5-54 複勝率28.9% 勝率14.5%
芝と比べると悪いですが、ダートの中では他の距離と比べて勝率1位です。
ちなみにダート1600mはJRAには東京しかありません。つまりこのコースで好走率が高い血統と言えます。
確かに芝のが走る血統ですが、この馬自体がロードカナロア産駒で初のダート重賞馬なので、規格外の馬だと考えて良いと思います。
ちなみに東京ダートは得意です。
・東京ダート出走時　2-1-0-0 複勝率100%
今のところ連対を外していません。