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2021/02/23 02:58
フェブラリーステークス 回顧
印を打った馬はすべて来ましたが、結果的には外してしまいました。申し訳ないです。
データを見て頂ければ分かりますが、今年は荒れました。
・過去10年は前走1着馬が必ず馬券内
→今年は前走1着馬は馬券になっていません。
・2014年を除いて、過去10年根岸ステークス1着馬か東海ステークス1着馬が必ず馬券内
→上記の通り馬券になりませんでした。
・過去24年連続して前走3着以内で騎手継続騎乗の馬が馬券内
→今年馬券になった前走3着以内はワンダーリーデルのみ。継続騎乗ではありません。
・8歳以上5番人気以下 0-0-0-16
→今年は5番人気以下の8歳馬が2頭も馬券になりました。
・7歳以上で好走した6頭の馬はG1での連対(1.2着)の実績がある馬だけ。
→8歳馬で馬券になった2頭にはG1実績はありませんでした。
他にも5歳馬が馬券にならなかったり、関東馬が馬券になったりと色々と過去データを覆されたレースでした。
自分は8歳馬が2頭と馬券になるとは思っていなかった(3連複の三列目に配置)です。
・8歳馬 0-1-1-17 複勝率10.5%
過去10年で2頭だけですよ。それが2頭同時に馬券になりました。
何回やっても今年は外れると思います…
▲カフェファラオ 1着
関東馬のジンクスを跳ね返して見事に馬券になりましたね!
この馬は下記の好走データがありました。
・前走チャンピオンズカップ組
1-2-1-5 複勝率44%
・上記で前年6月以降に1600m以上で勝ち
1-2-1-0 複勝率100%
・前走チャンピオンズカップ組でこのレースで3番人気以内 1-2-0-1 複勝率75%
・4歳馬で東京ダート1600m勝利実績
※馬券になった4歳馬5頭中4頭に上記実績
・1番人気 4-2-2-2 複勝率80%
・単勝5倍未満 4-4-2-4 複勝率71.4%
確かにこれだけ好走データがあったのに対抗にしなかったのは関東馬だからです。
今回インティを筆頭に逃げ馬や先行馬が多数内枠にいました。ハイペースになるだろうし、そうなれば坂路調教の差で関西馬に差されるだろうと思ってましたね。
しかし、インティは逃げずにルメール騎手は思い切って前に出して行きました。結果的にペースは平均くらいで流れて、スローにも持続力勝負にもならず、前にいたこの馬に展開が向きました。
この馬は米国血統です。米国競馬のような息の入らない展開は得意なんだと思います。
ストームキャットの血を持つ馬が毎年のように好走しているので、血統面も重視すべきでしたね。
☆エアスピネル 2着
この馬もカフェファラオと同じく前走チャンピオンズカップ組です。
・前走チャンピオンズカップ組
1-2-1-5 複勝率44%
ただし、ダート1600mでの実績はありませんでした。消去データに多く該当した馬でしたし、穴馬として狙うのが精一杯でした。
・8歳以上5番人以下 0-0-0-16
・前走単勝10番人気以下 0-0-1-32
・6番人気以下で前走500キロ未満は馬券になっていなかった。
この馬はダートに転向してまだ5戦目です。
底が見えてないという意味では、過去データが通用しなくて当たり前でした。
・武蔵野ステークス 3着
・チャンピオンズカップ 上がり2位
東京適正もあって、強い相手と戦って結果を出していました。データで評価を下げるのでは無く、馬自体の力から判断して相対的には評価を上げるべきでした。
☆ワンダーリーデル 3着
この馬に関しては驚きです。
いつも10番手以降で脚を溜める競馬をする馬です。今回は横山典弘騎手が思い切って中団に付けて早めに仕掛ける競馬をしました。
結果的には上がり6位でした。
・上がり6位以下 0-1-0-98 複勝率1%
過去10年で1頭しか馬券になっていません。
他にも消去データが多くありました。
・8歳以上5番人以下 0-0-0-16
・前走G2以下で6番人気以下(1着を除く)の馬は馬券になっていなかった。
この馬とエアアルマスが好走できたのは、過去10年でもレベルが低いレースだったということだと思います。
上がり6位だったこの馬を4着以下は差せなかったわけですし。
そうなると前提が覆って過去データが通用しにくくなります。
この馬は枠の差が無ければ、レッドルゼルに差されてたと思います。
サウジやドバイに行く馬が今後も増える事を考えると、豪華メンバーが揃う事は少なくなるかもしれません。
そうなると過去データの運用もかなり難しくなります。
カフェファラオも来年は海外に行くかもしれません。馬主も乗り気ですしね。
個人的には日本ダートよりも海外のが血統的にも合うと思います。
そんなカフェファラオが1着になった今年は…