小倉大賞典　回顧

結果は馬連的中でした。
◎と○から内枠に流したのが良かったです。
確かに外枠から2頭の馬券になるなど、先週の小倉の外有利の馬場はそのままでした。
・先週1.2枠　4-1-4-31 複勝率22.5
・先週7.8枠　4-7-4-46 複勝率24.6%
それでも勝ったのは内枠の馬。後述しますが、このレースは内枠は買いだと思います。


◎ボッケリーニ　2着
この馬には買い条件が揃っていました。
・1800m出走時　3-3-0-0 連対率100%
・小倉競馬場　1-1-0-0 連対率100%
非根幹距離と小倉適正を兼ね備えている馬はこの馬しかいません。
その強い馬に小倉芝1800mで成績2位の騎手が乗り、成績1位の厩舎が仕上げてくれます。
・小倉芝1800m 浜中騎手成績
　28-22-14-101 複勝率38.8%
・小倉芝1800m 池江調教師成績
　18-16-14-48 複勝率50%
3着以内には来ると自信がありました。
それでも2着だったのは、タフな流れになったからでしょうね。この馬はスローで流れれば33秒台の末脚を使えます。
今回直線の追い比べでテリトーリアルを抜けなかったのは残念です。
それでも上がり最速の末脚は使えましたが、上がり3位以内とは差がありません。
もっと後継ラップになれば突き抜けて1着まであったと思います。
この馬は兄と同じで天皇賞・秋でなら狙ってみたいですね。宝塚記念には出れたとしてもタフな展開だと厳しいかもしれません。
何れにせよ、今後は相手が強くなります…


○カデナ　5着
末脚を活かして持ち味は出せたと思います。
・1800m出走時　2-0-1-2 複勝率60%
・小倉競馬場　1-1-0-0 連対率100%
この馬はこの距離がベストだと思いますし、平坦で坂が無い競馬場で好走します。
ここが買い時でした。
確かに内枠が伸びないと言われてましたが、今回も勝った馬は内枠です。
・4枠以内　7-6-5-58 複勝率23.6%
・5枠以降　3-4-5-67 複勝率15.1%
このレース自体は内枠のが成績が良いです。
先行できる馬であれば、内からポジションが取りやすいです。1着のテリトーリアルがその通りでした。
後方脚質の馬でも内枠で脚を溜められるので、結果的には悪くないと思います。
ただし、直線で外に出せるかが重要です。
去年のこの馬がまさにその騎乗でした。
今回菅原騎手は内で溜める競馬を選択したのは良かったですが、そのまま内を突いたのは良くなかったです。外に出せば3着はあったと思います。
とは言え、馬群の中から外に出すテクニックを若手の菅原騎手に求めるのは酷でした。