阪急杯

推奨馬
このレースの展開を握るのはレシステンシアです。スローになることは無いと思いますが、前が止まらなければ◎が来ますし、前が潰れれば○が来ると思います。


◎ダノンファンタジー
3番人気ならこの馬から狙いたいです。
とにかく阪神巧者です。
・阪神競馬場成績　5-0-0-2 複勝率71.2%
阪神ではG1を含めて重賞で4勝しています。負けた2戦も4着と5着と善戦しており、勝ち馬とは0.4秒差以内で、阪神では大きく崩れたことが一度も無いです。
・1400m成績　2-0-0-0 複勝率100%
この馬は折り合いが難しく、短距離のが良いタイプです。前走から続けて1400mを使えるのはプラスでしょう。
その前走では先行しながらも、上がり2位の末脚を使えて勝利しています。
・上がり2位以内　4-3-5-11 複勝率52.1%
今回インディチャンプも中団までには付けると思いますが、追走に苦労するようであれば上がり最速はこの馬でしょう。
・前走阪神カップでこのレース4番人気以内
　3-3-1-7 複勝率50%
もともと阪神カップ組は成績が良いです。
人気馬は2頭に1頭は馬券になっています。
前走インディチャンプと一緒に好走しているので、同時に馬券になる可能性もあります。
・芝1600m以上の重賞勝率実績がある馬
　4-5-3-21 複勝率36.3%
この馬はG1阪神JFの実績があります。多少はタフな展開になっても対応できるでしょう。
先行馬ですし、2枠はプラスだと思います。
・3枠以内　3-7-7-40 複勝率29.8%
過去10年でも圧倒的に内枠から来ています。
確かに開幕3週目ですが、先週の阪神の馬場傾向は内枠が有利です。
・先週1.2枠　4-1-4-12 複勝率42.9%
半分近くが馬券になっています。
鞍上の川田騎手はこのコースの大得意です。
・過去3年　10-9-9-27 複勝率50.9%
複勝率は全体で1位ですが、なんと半分の馬を馬券内に好走させています。
前走から乗り替わりになりますが、以前から川田騎手のお手馬ですし、乗り慣れたダノン×中内田厩舎の馬です。問題ありません。

不安要素はほとんどありません。
阪神では不安が無い馬です。
このレースは差し馬が有利ですので、好位から抜け出せると思います。
この馬が飛ぶとしたら、ハイペースで前が潰れる展開になった時ですが、内枠からロス無く競馬をすれば、前傾ラップになっても大丈夫だと思います。
ただし、今の阪神は外差しが決まり出しています。外から飛んでくるのであれば、下の馬だと思います。


○インディチャンプ
人気していますが、
この馬はとにかく安定感があります。
・キャリア18戦　8-2-4-4 複勝率77.7%
負けた4回も香港を除けば、すべて4着で勝ち馬と0.4秒差以内です。
・阪神競馬場　2-2-2-1 複勝率85.7%
阪神の急坂も苦にしないパワーがあります。
前走ではその阪神芝1400mの阪神カップで、上がり最速の末脚を使って、最後方から追い込んできて3着でした。
・前走阪神カップでこのレース4番人気以内
　3-3-1-7 複勝率50%
前走は新馬戦以来の1400mだったのが影響してか、後方に控えてしまって3着でしたが、本来であればスプリント戦でも中団くらいには付けられる脚はあるでしょう。
・芝1600m以上の重賞勝率実績がある馬
　4-5-3-21 複勝率36.3%
もともとマイル2冠王です。ここでは実績が違うでしょう。
鞍上の福永騎手もこのコースは得意です。
・過去3年　10-5-9-32 複勝率42.9%
人気馬をしっかりと好走させています。

不安要素は調教です。
坂路の追い切りではハイペースを追走して、3勝クラスの7歳馬に先着されています。
この馬は前哨戦で2度取りこぼしているように、今回も阪急杯→高松宮記念→安田記念と先を見据えた前哨戦仕上げの調教です。
この調教を見ると、スプリント戦でまた追走に苦労しそうな気がします。
前走34.0の平均ペースで流れましたが、今までスタートから34.0で流れるレースの経験が無かったためか、控えてしまいました。
・5枠　0-0-0-20 複勝率0%
5枠は過去10年では1頭も馬券になっていないです。昔ほど前に付けられなくなって来ていますし、内枠のが良かったでしょうね。
しかし、この馬は1800mまでこなせますし、前走のように外を回して後方から回って来ても大丈夫でしょう。
もともと差し馬が有利なレースです。
レシステンシアの逃げで先行馬が潰れれば、頭まであると思います。