阪急杯　回顧

阪急杯　回顧
結果は3連複1列目2頭で流して外れました。
◎と○を打った馬が4着と5着と悔しい結果になりました。
前残りになったのは意外でした。
・中団以降　6-7-7-95 複勝率17.3%
過去10年では中団以降の馬が30頭中20頭と馬券内の3分の2を占めていました。
本来このレースは差し馬が有利なレースで、追い込みでも届いています。
しかし、今年は3着以内が4角5番手以内にいた馬でそのまま決まりました。
ロードアクアが競りかけて消耗戦になるかと思いましたが、控えたためレシステンシアは気持ちよく走れましたね。
その結果、前にいた馬は余力を残してラストまで速い上がりを使えていました。
完全な行った行ったのレースでしたね。


◎ダノンファンタジー　5着
スタートで出遅れたのがすべて敗因です。
本来であれば、5番手くらいに付けられる馬です。いつも通りに出ていれば馬券内に来るのはこの馬だったでしょう。
事実、上がり3位の脚を使えていましたし、あの展開から5着まで突っ込んで来ました。
やはり阪神は得意ですし、状態面も良かったと思います。
ただし、今回は前に付けられたとしても、1着馬は交わせなかったと思います。
レース前は私はレシステンシア相手だろうとこの馬がマルターズディオサやラウダシオンのように、差し切るだろうと思っていましたが、今日の1着馬のパフォーマンスはとにかく凄かったです。

※レシステンシアについて
思えばレシステンシアは調教で凄まじい時計を出していました。
・栗東坂路　ラスト1ハロン　11.5秒
これは過去3年のあらゆる馬の中でも、栗東坂路調教では最速タイムです。
今回は逃げて上がり2位の末脚です。
斤量で相対的には恵まれてましたが、体重を増やしながらこのパフォーマンスです。
高松宮記念でもやれるでしょう。
個人的にはメジャーエンブレムより強いと思ってます。


インディチャンプ　4着
前が潰れればこの馬が来るだろうと思いましたが、まさかの前残りでした。
それでも外側から物凄い末脚で突っ込んで来てましたね。
ただし、予想の不安要素でも言いましたが、この馬は昔ほど前に付けられなくなっていますね。マイルであれば中団から充分に差し切れますが、スプリント戦だとスタートしてからずっと速い流れになりますし、少し忙しいのかもしれません。
高松宮記念に向かう予定ですが、絶対に逃げたいモズスーパーフレアとレシステンシアが激突してどうなるかですね。
昨年は重馬場になりましたが、今年は良馬場になるとモズスーパーフレアがさらに飛ばすでしょうし、去年よりも差しに展開が向くかもしれません。
しかし、この馬はスプリント戦だとおそらく前に付けられませんし、また後方〜中団くらいで競馬をしそうな予感がします。
そうなればさすがに届かないでしょうね。
何れにせよ展開待ちになりますし、馬券外も普通にあると思います。