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2021/03/28 13:00
高松宮記念 本命と対抗
本命
事前の好走データの最多該当馬かつ、今回の枠順も問題無いと判断して本命にします。
◎レシステンシア
このレースは過去10年で下記どちらかに該当する馬が必ず勝っています。
・前走1.2番人気
・前走1.2着
この馬は前走の阪急杯では1番人気を背負って1着と上記両方に該当しています。
ちなみに阪急杯から来た馬の好走データにも該当します。
・前走阪急杯 3-2-2-34 複勝率17.1%
・1番人気or連対馬 3-2-2-10 複勝率41.2%
阪急杯組で買えるのは1番人気だった馬か、1.2着だった馬だけです。この馬はその両方に該当しています。
その前走では馬体重500キロを超える馬体で、後続を2馬身も突き放す圧勝でした。
このレースは馬体重480キロ以上の馬が10勝しているように、馬格が必要です。
この馬の体重増加は明らかに成長しており、その証拠に前走の調教では栗東坂路でラスト11.5秒の時計でした。
これはあらゆる栗東坂路調教で、過去3年で最速タイムです。
今回も調教は非常に良いです。栗東坂路では11秒台の時計を連発しています。
今回も前走と同じくらいの実力を出せる状態だと思います。
※武豊騎手が怪我をしたので浜中騎手に乗り替わりますが、浜中騎手はG1で人気馬への乗り替わりでは結果を出しています。
・G1で3番以内に乗り替わり
4-2-0-1 複勝率85.7%
ダービーではロジャーバローズで逃げ切った事もあります。最終追い切りでも浜中騎手が乗っていますので、問題ないでしょう。
不安要素は枠です。
このレースは内枠の成績が良いです。
ここは賛否両論あると思いますが、この馬はダイワメジャー産駒の先行馬なので、長く良い脚を使うタイプです。内枠でロス無く競馬がしたかったはずです。
とは言え、モズスーパーフレアが内枠に入ったので、桜花賞の時のように外から先行して2番手くらいに付けてから、早め先頭で粘る競馬をすれば良いと思います。
実際、去年のモズスーパーフレアが外枠から一気に先行して押し切っていますからね。
また、例年と違って今年は京都改修の影響で中京競馬場はフル稼働してましたし、外のが馬場の状態は良いです。
ただし、斤量も増えるのは気になります。
外枠のロスと合わせて加速が鈍ってしまうかもしれません。
対抗
香港勝ち馬からはエアロヴェロシティが好走してますが、香港スプリントは世界一です。
近走の充実ぶりで、この馬を対抗にします。
○ダノンスマッシュ
近3走には目を見張るものがあります。
特に前走の香港スプリントで世界の強豪相手に差をつける競馬をしてますし、前々走では先行馬が潰れる中、前に付けて2着と強い競馬でした。
かつては左回り苦手説がありましたが、この馬は手前を変えるのが上手いです。
3走前のセントウルSでは、左回りかつ今回と同じ中京芝1200mで勝っています。
昨年の高松宮記念では、スタートでは躓いて直線では前が詰まって上手く加速できませんでしたが、今回は外の偶数枠を引けました。
先行馬ですし、普通に出てスムーズに回って来れば直線伸びると思います。
血統的には最有力です。
・ロードカナロア産駒 中京芝1200m
11-4-6-23 複勝率48%
ほとんど半分が馬券内に好走しています。
鞍上の川田騎手もこのコースは得意です。
・川田騎手 中京芝1200m
5-5-2-10 複勝率54%
こちらも半分以上の馬を好走させてますね。
とにかく近走の充実ぶりから、ここでも馬券内有力候補だと思います。
不安要素は枠です。
2019年の高松宮記念では、終始外枠を回したせいで、直線の叩き合いでは前まで届きませんでした。
今回も外枠です。この馬は早め先行策で前で押し切る競馬が得意な馬です。
外枠になった時点で、1着は厳しいだろうなぁと個人的には思ってます。
また、海外輸送の休み明けも気になります。というのも、前走の遠征直前の追い切りでは栗東坂路でラスト1Fを11.6秒の好時計を出していました。
今回は最終で12秒と悪くはないですが、前走よりも状態面では落ちると思います。
もともと休み明けで走る馬なのでそこまで心配いらないとは思いますが、年齢も6歳ですし、上積みはありません。
馬格が無いのも心配です。馬体重480キロを下回る馬で勝った馬は一頭もいません。
このレースと相性が悪いかもしれませんね。