大阪杯　データ分析

このレースを楽しみにしていた方が大勢いると思います。
三冠馬コントレイルとマイル最強馬のグランアレグリアが激突します。サリオスも出走しますし、穴馬の出番はあるのでしょうか？
探って行きたいと思います。
※ちなみにこのレースはもともとはG2のレースでG1に昇格したのは2017年です。
直近4年と記載する場合、2017年〜2020年でのG1施行期間を指しています。


人気別成績ですが、1.2番人気が固いです。
・1番人気　4-2-2-2 複勝率80%
・2番人気　3-2-2-3 複勝率70%
ちなみに単勝2倍台以下に限定すると3-2-1-0で複勝率100%になります。
・3番人気　0-0-1-9 複勝率10%
・4番人気　1-1-3-5 複勝率50%
なぜか3番人気の成績は悪いですが、4番人気の成績が良いので、あまり気にしなくて良いと思います。
ちなみに下位人気は悲惨です。
・6番人気以内　9-8-10-33 複勝率45%
・7番人気以下　1-2-0-67 複勝率約4%
馬券内30頭中27頭が6番人気以内です。
特に10番人気以降の馬は一度も馬券に絡んだことがありません。
ただし、7〜9番人気からG1昇格後の直近4年で2頭が馬券になっています。
・9番人気　アルアイン　1着
　過去に皐月賞1着、大阪杯3着などの実績。
・7番人気　ステファノス　2着
　過去に天皇賞秋2着、香港G1で2着の実績。
どちらも過去にG1実績がある馬でした。


前走人気は3番人気までが良いです。
・前走3番人気以内　7-8-8-44 複勝率34%
馬券内30頭中23頭はここからです。

※特にG1昇格後の直近4年では、馬券内12頭すべてが前走3番人気以内です。


前走着順は5着までが中心です。
・前走5着以内　9-9-9-58 複勝率31.7%
馬券内30頭中27頭がここからです。
特に前走3着以内に絞ると7勝しています。

※ちなみに前走10着以下は0-0-0-22で、1頭も馬券に絡んでいません。
前走で1秒以上負けた馬も0-0-0-26で、1頭も馬券に絡んでいません。


枠は3枠〜8枠まで目立った差はありませんでしたが、内側2枠までが悪いです。
・1枠　0-0-0-11 複勝率0%
・2枠　0-0-2-10 複勝率16.6%
特に1枠は悲惨ですね。内に閉じ込められるので良くないのでしょう。2枠も連対(1.2着)が無いのは気になります。

脚質には差がありません。
・逃げ　0-1-2-7 複勝率30%
・先行　3-5-3-23 複勝率32.4%
・中団　3-2-5-41 複勝率19.6%
・後方　3-2-0-27 複勝率15.6%
・捲り　1-0-0-2 複勝率33.3%
勝ち馬も均等にいますし、どこからでも勝ちに行けるレースです。

上がり重視の瞬発力勝負です。
・上がり5位以内　9-9-9-27 複勝率50%
・上がり6位以下　1-1-1-73 複勝率3.9%
とにかく脚が速い馬を探しましょう。今年の場合は上位人気が固くなるだけですが…。

年齢は4歳〜5歳です。
・4歳　5-4-5-24 複勝率36.8%
・5歳　5-4-2-28 複勝率28.2%
・6歳　0-1-3-24 複勝率14.3%
・7歳　0-1-0-24 複勝率4%
特にG1昇格後の過去4年では、6歳以上で馬券に絡んだのはステファノスだけです。この馬は色々とデータクラッシャーですね。

所属別だと関西のレースですので、関西馬が強いです。
・関東(美浦)　0-2-1-29 複勝率9.4%
・関西(栗東)　10-8-9-71 複勝率27.6%
関東馬は出走数が少ないですが、勝ちが一度もありません。
2013年〜2019年まで馬券内は無しで、昨年ダノンキングリーが8年ぶりに馬券内に好走しました。
美浦からだと輸送もありますし、坂路調教で東西格差があるので、少なくとも相性は良くないです。


まとめると…
・1.2番人気
・前走3番人気以内
・前走5着以内
・3枠以降
・脚質は関係なし
・当日上がり5位以内
・4歳〜5歳
・関西馬
上記に当てはまる馬を軸馬に推奨します。


※好走データの最多該当馬は…
コントレイルです。
私は最も強い馬というのは、前で速い上がりが使える馬だと思っています。当たり前の話かもしれませんが…。
その当たり前をいつでも出来る馬です。競馬に絶対は無いですが、不安が少ない馬です。
ただし、1枠だけはやめてください。不良馬場になるのも嫌ですね。

ちなみにグランアレグリアとサリオスは関東馬でしたので、マイナスデータに引っ掛かりましたが、どちらも名門厩舎なのでフラットに考えて良いと思います。