桜花賞　データ分析

牝馬三冠の初戦です。
過去10年で見てもここで好走している馬は、歴史的な名牝ばかりです。
牝馬は桜花賞が最大の目標です。今年も非常にレベルの高いメンバーになりました。
データも面白いです。

人気別成績は上位3頭が強いです。
・1番人気　1-3-1-5 複勝率50%
・2番人気　5-3-0-2 複勝率80%
・3番人気　1-1-3-5 複勝率50%
過去10年で1〜3番人気から8回も2頭以上馬券に絡んでいます。
4番人気〜9番人気までは団子状態です。
10番人気以下になると、馬券内に好走したのは1頭だけです。

前走人気は2番人気までが圧倒的。
・前走1番人気　5-4-4-25 複勝率34%
・前走2番人気　3-4-1-29 複勝率21.6%
連対馬(1.2着)の20頭中16頭がここからです。
前走で人気が無かった馬は悲惨です。
・前走6番人気以下　0-0-1-51 複勝率2%
前走6番人気以下は買えません。

前走着順は3着までが圧倒的。
・前走1着　4-5-4-41 複勝率24%
・前走2着　2-1-2-31 複勝率13.9%
・前走3着　3-2-1-15 複勝率28.6%
優勝馬9頭がここからです。馬券内も80%を占めています。

☆過去10年の連対馬(1.2着)の20頭すべてが、前走2番人気以内or前走3着以内のどちらかを満たしています。

枠は馬番で見ましょう。
・馬番1〜5番 0-1-3-44 複勝率8%
・馬番6〜10番 7-2-4-37 複勝率26%
・馬番11〜18番 3-7-3-67 複勝率16%
真ん中の成績が良いです。
真ん中と外側を合わせて連対馬20頭中19頭を占めています。
一方で1番〜5番の馬は優勝が無く、連対馬も1頭だけです。

というのも脚質は外差し有利です。
・逃げ　1-0-1-8 複勝率20%
・先行　2-3-0-31 複勝率13.9%
・中団　3-3-7-72 複勝率15%
・後方　4-4-2-37 複勝率21%
中団〜後方までの差し馬が馬券内に約80%と台頭しています。

上がりは5位以内を探しましょう。
・5位以内　10-7-8-33 複勝率43%
・6位以下　0-3-2-115 複勝率4%
5位以内から連対馬20頭中17頭です。
6位以下から優勝馬は1頭もいません。

キャリアは3戦〜4戦が狙い目です。
・3戦〜4戦　7-8-7-48　複勝率31.4%
馬券内30頭中22頭を占めています。
少ないキャリアで結果を出している馬が強いです。
ちなみに7戦以上で馬券内はいません。

前走距離は1600mです。
・距離延長　1-0-2-58 複勝率4.9%
・同距離　　9-10-7-79 複勝率24.8%
・距離短縮　0-0-1-11　複勝率8.3%
前走短距離は厳しいです。

前走レースは下記が圧倒的です。
・チューリップ賞　5-7-6-28 複勝率39.1%
トライアルレースです。馬券内30頭中18頭を占めていおり、2011年を除いて必ず1頭以上が馬券内に好走しています。
前走G1からの直行組も強いです。
・前走G1組　1-1-0-4 複勝率33.3%
特に直近3年はトライアルを使っていない馬が勝ってますし、要注目です。

☆OPクラスからは2頭。どちらもエルフィンステークスの1着馬だけです。

所属は関西有利です。
・関東馬　3-1-4-57 複勝率12.3%
・関西馬　7-9-6-91 複勝率19.5%
関東馬は輸送がある分、やや不利です。

馬体重は馬格が必要。
・439キロ以下　0-5-4-46　複勝率16.3%
・440キロ以上　10-5-6-102 複勝率17%
複勝率に差が無いですが、小型馬は1頭も勝ちが無いです。

世代限定戦なので血統データも見ましょう。
・ディープインパクト産駒　
　5-4-2-28　複勝率28.2%
馬券内11頭を占めてます。2011年〜2016年までは6年連続で連対していました。
近年は不振傾向ですが、近年で人気になったディープ産駒はほとんどいませんでした。

☆過去10年の勝ち馬10頭はすべて3代前までにサンデーサイレンスが入ってます。

まとめると…
・3番人気以内
・前走2番人気以内
・前走3着以内
・馬番6番以降
・中団〜後方の差し馬
・上がり5位以内
・キャリア3戦〜4戦
・前走同距離
・前走チューリップ賞、前走G1組
・関西馬
・馬体重440キロ以上
・3代前までにサンデーサイレンス
を満たす馬を軸馬に推奨します。

※好走データ最多該当馬は…
サトノレイナスです。
字数制限が厳しいので、詳細は週末予想にてアップします。