皐月賞　データ分析

牡馬三冠の初戦です。
各路線で強い競馬をしてきた馬達が集って、群雄割拠の状態です。
どの馬が勝ってもおかしくありません。
データを活かして、的中を目指します。

※2011年のみ東京開催でしたので、2010年、2012〜2020年を使って過去10年とします。

※2016年に馬場改修が行われてからは差しがさらに届くようになりました。
馬場改修後の2016年〜2020年は過去5年と記載します。


人気別成績は上位4頭まで。
・4番人気以内　7-8-5-20 複勝率50%
馬券内30頭中20頭はここから。
思ったよりも少なくて、6番人気以下の活躍が目立ちます。
特に2017年〜2018年は3番人気以内の人気馬がすべて馬券外に敗れました。

☆10番人気以下で馬券に絡んだのは2頭だけで、前走重賞で3着以内でした。


前走人気は1番人気が良いです。
・前走1番人気　6-8-5-28 複勝率40%
馬券内30頭中19頭を占めています。

☆ただし、直近5年では前走2番人気以下の馬が馬券内15頭中8頭も絡んでいます。


前走着順も1着が良くて、2着まで妥協点。
・前走1着　8-6-6-51 複勝率28.2%
・前走2着　2-2-2-28 複勝率17.6%
連対馬20頭中18頭を占めています。

☆前走5着以下は馬券内に1頭もいません。
☆前走0.6秒以上負けている馬も馬券内に1頭も来てません。


枠は4枠だけ優秀。
・4枠　2-3-1-14 複勝率30%
4年連続で馬券になっています。

脚質は差し馬有利です。
・逃げ　0-0-1-12　複勝率7.7%
・先行　2-5-4-24　複勝率31.4%
・中団　8-3-5-62　複勝率20.5%
・後方　0-2-0-47　複勝率4.1%
逃げ馬は捕まりますが、4角で後ろにいる馬も勝てません。

☆ちなみに前走4角7番手以内にいた馬が過去10年で9勝しています。


上がりは5位以内を探しましょう。
・5位以内　10-9-5-30　複勝率44.4%
・6位以下　0-1-5-115　複勝率5%
連対馬20頭中19頭を占めています。

☆特に馬場改修後の過去5年では圧倒的。
・5位以内　5-5-4-15　複勝率48.3%
上がり6位以下で馬券に絡んだ馬は、稍重の2018年だけです。


キャリアは5戦以内です。
・5戦以内　9-10-9-93　複勝率23%
・6戦以上　1-0-1-53　複勝率3.6%
6戦以上で馬券になった2頭は、朝日杯で3着以内の実績がありました。
つまり、2歳の時点で活躍していた馬だけ。

その中で新馬戦を勝ってる馬が強いです。
・新馬戦1着　馬券内30頭中23頭

さらに、3勝以上してる馬が強いです。
・3勝以上　馬券内30頭中20頭
今年は4勝馬がいないので、3勝馬が狙い目。

所属は関西が優勢。
・関西馬　6-9-6-92 複勝率18.6%
連対馬20頭中15頭を占めてます。

前走距離は2つです。
・1800m〜2000m　馬券内30頭中28頭

前走レースは重賞出走馬です。
・前走重賞　馬券内30頭中27頭

☆ちなみにOP以下で馬券になった3頭は若葉ステークスの1.2着馬だけです。


最後に血統データです。
馬場改修後の過去5年は馬券内15頭中11頭の父系にサンデーが入っています。
父系にサンデーが入っていない4頭もすべて母系にサンデーの血が入ってました。
ちなみにサンデー系では特にディープ産駒が過去5年は圧倒的です。
・ディープ産駒　3-1-2-13　複勝率31.5%
稍重だった2018年を除いて毎年馬券内。

※実は2010年〜2015年はディープ産駒は1頭も勝ってません。2016年の馬場改修後は3勝しています。

☆ちなみにDanzigの血が入っている馬が馬場改修後5年連続で馬券に絡んでいます。


まとめると…
・4番人気以内
・前走1番人気
・前走1着
・4枠
・前走4角7番手以内
・上がり5位以内
・キャリア5戦以内
・新馬戦で1着
・キャリア3勝以上
・前走1800m〜2000m
・関西馬
・前走重賞
・父サンデー系(ディープ産駒)、父系か母系にDanzigの血
を満たす馬を推奨します。


最多該当馬は…
ダノンザキッドです。
13個中12個に該当しました。
唯一のマイナスは前走3着に負けていることです。前走はスローで流れて4角で1.2番手が1.2着と前が止まりませんでしたが、皐月賞は弥生賞とは真逆です。淡々とペースが流れるので差し馬が有利です。
父系サンデー×母系Danzigも好相性の血統。
3頭しかいない3勝馬で、2歳王者です。
しかも、今回4枠になりました。
現時点で最有力候補だと思います。