天皇賞春　データ分析

先週はリアルが忙しくてデータ分析できませんでした。
今週はG1です！やっていきたいのですが、今年の天皇賞春は阪神開催です。
過去10年では京都競馬場で行われていましたので、全く違うレースです。

阪神芝3200m
・1週目外回り→2週目内回り
・スタート地点は阪神芝1600mとほぼ同じ
・ゴール地点は阪神芝3000mと同じ
※前提として、阪神芝3200mのレースは過去10年で一度しかありません。
京都競馬場が改修工事で使えないので、今年の天皇賞春のために組まれた特殊コースで、3勝クラスで一度だけ試験的に使わました。
まともに予想するのは困難です。
・阪神芝3000mの過去10年
・天皇賞春の過去10年
※一部阪神芝1600m、阪神芝3200mの1回分
上記を組み合わせて予想します。


人気別成績は春天から。
・1番人気　3-1-0-6
・2番人気　4-0-2-4
・3番人気　0-4-1-5
・4番人気　1-1-2-6
4番人気まで馬券内30頭中19頭です。

※1番人気は過去4年3-1-0-0で複勝率100%

前走人気も春天から。
・前走1番人気　5-3-4-18　複勝率40%
・3番人気以内　7-6-6-50　複勝率27.5%
1番人気だった馬は優秀。
馬券内30頭中19頭が前走3番人気以内から。

※2012年を除いて前走1番人気は必ず馬券に絡んでいます。

前走着順も春天から。
・前走1着　5-4-4-25　複勝率34.2%
・3着以内　7-8-8-64　複勝率26.4%
前走1着だった馬が優秀。
馬券内30頭中23頭が前走3着以内から。

※2012年を除いて前走1着は必ず馬券に絡んでいます。


枠順は予想ができないです。
・スタート地点は阪神芝1600mとほぼ同じ。こちらは例年スローで流れることが多く、瞬発戦になるので枠順成績の差が少ないです。
・しかし、後半は阪神芝3000mと同じ内回りです。どうなるのか全くの未知数。

脚質は後半内回りを重視して、阪神芝3000mから見ます。
・先行　5-4-3-23　複勝率34.2%
・捲り　5-2-0-1　複勝率88%
過去10年で勝ち馬10頭はどちらか。
内回りは直線が短い。最初から前にいるか、4角捲って前に出ないと勝てません。

※一度だけ実施された阪神芝3200mでは4角1.2番手の馬で決まってます。

上がりも阪神芝3000mから。
・5位以内　10-10-9-22　複勝率56.8%
最後の直線が追い比べになります。

※上がり1位は7-4-0-0で複勝率100%です。


年齢は春天から。
・6歳以下　10-9-7-101　複勝率20.5%
・7歳以上　0-1-3-37　　複勝率9.8%
連対馬20頭中19頭が6歳まで。

※阪神芝3000mのデータでも、6歳以下10-10-8-43で成績良好です。


前走データは両方から見ましょう。
まずは天皇賞春(京都)から。
・阪神大賞典　3-2-5-47　複勝率17.5%
・日経賞　　　2-2-3-44　複勝率13.7%
日経賞が悪いですが、今年は阪神芝3200mなので、日経賞も評価できると思います。

というのも、阪神芝3000mでは…
・前走有馬記念　4-6-1-5　複勝率68.7%
中山芝2500mに出走馬が好走しています。
右回り、小回り、急坂2回など共通点が多い中山芝2500mです。有馬記念の実績は別で評価しても良いと思います。


最後に血統データです。
コースが近い阪神芝3000mで見ます。
・ディープ産駒　1-2-2-5　複勝率50%
ディープ産駒が圧倒的。馬券内5頭もすべて別の馬で、馬券外も4着に3回来ています。

※ちなみに馬券内30頭中25頭が父サンデー系です。それ以外で馬券になった5頭中4頭にも母父サンデー系です。

※天皇賞春(京都)で見ても、7年連続で馬券内21頭すべて父サンデー系です。


まとめると…
・4番人気以内
・前走3番人気以内
・前走3着以内
・枠順は関係なし
・先行、捲り
・当日上がり5位以内
・6歳以下
・前走阪神大賞典、日経賞
・有馬記念実績
・父サンデー系
・ディープ産駒

最多該当馬は…
カレンブーケドールとワールドプレミアですが、どちらも不安要素があります。
カレンブーケドールは牝馬です。強い牝馬は出走してませんが、1986年以降0-0-0-20で馬券内なし。
牝馬の春天勝利は1953年が最後です。
ワールドプレミアは後方脚質です。確かに前走捲りましたが、初コースで捲れるかは未知数。
直接入り口で後方待機していれば、届かないでしょう。

データも可能な限り工夫しましたが、今年は初コースですし、混戦です。
ボックス買いを検討してます。