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2021/06/08 20:01
安田記念 データ分析結果
結果は3連複と3連単外れ。
予想の方は、昼からどしゃ降りの天気予報を参考に組みましたが、まさかの晴れ。
それでもインディチャンプが直線抜けた時は期待しましたね。
グランアレグリアが伸びて来ても、2頭軸なので大丈夫だろうと思ってました。
しかし、ダノンキングリーが勝つとは想像していませんでした。
一体なぜこんな事になったのか…
データを振り返って分析してみます。
☆人気別成績
・1番人気 3-2-2-3 複勝率70%
→ 1番人気が2着に好走。
このレースも1番人気は成績良好ですから、これはデータ通りです。
☆前走人気
・前走4番人気以内 馬券内30頭中21頭
→2.3着に好走。
7割の馬がここから馬券になっていたので、データ通りですね。
☆前走着順
問題はここですね。
・前走10着以下 0-0-1-21
・前走0.5秒差以上負け 0-0-0-20
下は過去5年のデータですが、前走で大きく負けた馬は馬券に絡めていませんでした。
私はダノンキングリーはこのデータで完全に切ってましたね。
※例外として前走10着から馬券になったのはクラレントだけです。実はダノンキングリーと共通点がありました。
東京コース実績
・クラレント 3-1-3-4 複勝率63.6%
・ダノンキングリー 3-1-0-2 複勝率66.6%
どちらも東京巧者だったということですね。
特にクラレントは不良馬場と距離が長かったダービーを除けば、常に4着以内でした。
☆前走距離
ここも初ですね。
・前走2000m〜 0-1-2-19 複勝率13.6%
過去10年で3頭(リピーターなので実質2頭)だけですし、1着もありませんでした。
そして、実はそれだけじゃないです。
※馬券になった2頭は…
・2013年 ショウナンマイティ 大阪杯
・2014年 ショウナンマイティ 大阪杯
・2018年 スワーヴリチャード 大阪杯
はい。大阪杯から来た馬だけでした。
ダノンキングリーの前走天皇賞秋のローテで馬券になったのは初です。
☆枠
・8枠 0-1-1-24 複勝率7.7%
→3着に好走。
成績の悪かった8枠から馬券になりました。
※今年の8枠は不利じゃなかった…?
・14頭立てだった
今年は過去10年で2番目に出走数が少なかったです。フルゲートなら7枠になります。
・外差し馬場だった
今年の府中は外差し天国でした。今年の府中は馬場傾向が例年とかなり違いました。
※7枠有利…?
ダノンキングリーは7枠でした
実は7枠は過去7年で6回馬券に絡んでいるんですよね。
今年は上述したように外差し天国でしたから、尚更良かったんだと思います。
☆脚質
・中団〜後方 7-6-8-99
→1.2着を独占
これもデータ通りです。
過去5年の馬券内15頭中10頭が、後ろからの差し馬でした。
☆上がり
・上がり5位以内 8-6-8-37 複勝率37.3%
→1.2.3着を独占。
こちらもデータ通りでしたが、今年はスローで流れたので、上がり勝負になりましたね。
☆リピーター
・過去10年で馬券内30頭中17頭
→2着と4着に好走。
やっぱりリピーターレースですね。
☆持ち時計
ここが重要なポイントです。
東京マイル持ち時計5位以内
・インディチャンプ
・グランアレグリア
・シュネルマイスター
・カラテ
・ダノンキングリー
持ち時計5位以内の馬が、結果的に1着〜4着になりました。
ダノンキングリーいましたね。データで強く推せる点があったとすれば…ここでしたね。
☆東京実績
・連対20頭中17頭に、東京芝コースでの勝利実績がありました。
→1.2.3着を独占。
ここもダノンキングリーは満たしてました。
府中では成績良好でしたが、いかに東京適正が重要なのかを思い知らされましたね。
まとめると…
ダノンキングリーは過去10年データからは、さすがに拾うのが難しかったです。
推せるとすれば東京実績だけでしたが、2走続けて東京コースで負けてました。
しかも、前走最下位です。
確か前走G1を最下位から、次走G1を勝ったのはグレート制導入後は初だったと思います。
※違ったら教えて頂けると幸いです。
余談ですが、今年の安田記念のメンバーって中距離戦みたいな面子でしたよね。
本当にマイル?っていうような馬がたくさん出てました。
ここら辺がダノンキングリーが好走した要因なんだと思っています。
詳しくは回顧記事にて…
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齋藤飛鳥さん
ブルヶ丘★バイク之助さん
最下位という意味では前走競馬をしていませんでしたし、異例のローテだったことから、データの範囲外と考えても良かったですね。
そして、ダノンの休み明けに川田騎手が乗る…これだけでシンプルに印を打てましたね。 -
齋藤飛鳥さん
まびらかさん
解説ありがとうございます。
そう言った意味ではダノンキングリーは本当に偉業ですね。
ウルトラファンタジーについては当時の香港スプリント路線のレベルの高さが伺えますね。 -
終わってから気付くことありますね〜
長い休養と前走10着以下は走ってないのと一緒(データ外)と考えなければなりませんね〜 -
まびらかさんがいいね!と言っています。
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まびらかさん
前走も今走も日本のG1レースだと、前走最下位から優勝は今回のダノンキングリーが初ですね
例外で、香港馬ウルトラファンタジーが、地元・香港のレースで最下位のあと、
日本のスプリンターズS(2010年)優勝というケースがあるそうです