帝王賞　データ分析

今年は過去10年でもハイレベルなメンバーじゃないでしょうか？何気に宝塚記念よりも楽しみにしていたレースです。
このメンバーから軸馬1頭…見つけることはできるのでしょうか。


☆人気別成績
・1番人気　　　2-6-1-1　　複勝率90%
・2番人気　　　3-2-1-4　　複勝率60%
・3番人気　　　3-0-3-4　　複勝率60%
・4番人気　　　0-1-2-7　　複勝率30%
・5番人気　　　1-1-2-6　　複勝率40%
5番人気以内が馬券内30頭中28頭です。
特に3番人気以内が、8-8-5-9で複勝率70%あるので馬券の軸ですね。

※6番人気以下　1-0-1-78　　複勝率2.5%
一方で6番人気以下は絶望的。2頭しか馬券に絡んでいませんが…
・6番人気　ケイティブレイブ　1着
・8番人気　ノンコノユメ　　　3着
両馬に共通するのは、大井2000mのG1での連対経験があったことです。
ちなみに、9番人気以下はすべて馬券外です。



☆前走着順
・前走5着以内　9-10-8-58　複勝率31.7%
馬券内30頭中27頭を占めています。

※前走6着以下で馬券に絡んだ3頭は、前走海外か前走フェブラリーステークスの馬だけです。
つまり、レベルの高いレースで負けた馬だけ。


☆前走距離
・2000m未満　8-9-8-56　複勝率30.9%
・2000m以上　2-1-2-44　複勝率10.2%
これは意外でした。まぁダート長距離レースって少ないですからね。



☆前走クラス
・重賞以外　1-0-1-61　複勝率3.3%
・G2〜G3　4-5-2-23　複勝率32.3%
・G1(Jpn1)　5-5-7-16　複勝率51.5%
ちなみに重賞以外から馬券になった1頭は、サウジカップで負けたクリソベリルなので、基本的には重賞じゃないと厳しいです。



☆枠順
枠の差はほとんどありませんでした。



☆脚質
・逃げ　1-4-1-12 　複勝率33.3%
・先行　6-4-3-19　複勝率40.6%
・中団　2-2-6-39　複勝率20.4%
・後方　1-0-0-30　複勝率3.2%
逃げ馬は道中で入れ替わりが激しいのでこの数字です。
前にいる馬が有利ですが、2011年以降は逃げから勝利がありません。直線の長さは地方最長なので差しが届きやすいです。
ですが、追込みは厳しいです。



☆馬齢
・4歳　　　4-3-2-12　複勝率42.9%
・5歳　　　2-3-1-15　複勝率28.6%
・6歳　　　3-2-2-20　複勝率25.9%
・7歳　　　0-2-4-28　複勝率17.6%
・8歳　　　1-0-1-15　複勝率11.7%
・9歳以上　0-0-0-10　複勝率0%
軸にするなら6歳まででしょうね。



☆所属別成績
・JRA　10-10-8-33　複勝率45.9%
・地方　0-0-2-67　　複勝率2.9%
ちなみに地方から馬券に絡んだのは、Jpn1レースで優勝歴のある馬だけです。


※その他好走データ

☆リピーター
2回以上馬券に絡んだ馬が馬券内10頭もいます。
過去の好走馬は買いですね。


☆前走斤量
過去5年の馬券内15頭中14頭は前走で斤量57キロ以上を背負っていました。


☆G1馬券内実績
過去10年の馬券内30頭中29頭にG1(Jpn1)馬券内の実績がありました。


☆G1勝利実績
過去5年の馬券内15頭中13頭はG1(Jpn1)勝利実績がありました。例外だった2頭は4歳馬だけです。


☆前年度実績
前年の東京大賞典で4着以内だった馬は5-2-7-11で馬券内30頭中14頭を占めています。
同じ舞台のレースなので、相関性があります。



まとめると…
・3番人気以内
・前走5着以内
・前走2000m未満
・前走G1
・先行馬
・4歳〜6歳
・JRA所属馬
・リピーター
・前走斤量57キロ以上
・G1馬券内実績
・G1勝利実績
・前年の東京大賞典4着以内


最多該当馬は…
オメガパフュームでした。
唯一のマイナスデータは前走距離だけでした。
確かに去年や一昨年と比べると、平安ステークス使っていない臨戦過程に疑問が残ります。
調教で動いていないのを見ても、一叩きした方が良かったかもしれませんね。
とは言え、右回りで得意コースに変わるここで、一変すると思いますが…

第2位はチュウワウィザードです。
この馬もマイナスデータは前走距離と、前年の東京大賞典に出走していないことです。
ただし、データ上はオメガとほとんど変わらないですし、ここでも好走するでしょう。
特に雨が降って重馬場になれば…勝つかもしれないと思ってます。