クイーンステークス　データ分析

待たせしました。
オリンピックで盛り上がっていますが、競馬も実は8月は熱いです！夏競馬をやっていきます。
夏競馬は荒れるレースばかりですが、果たして…

※2013年のみ函館で行われましたが、それ以外の9年間は札幌で行われていたレースです。
しかし、今年は函館開催になります。
一部函館芝1800mのデータを使って分析します。



☆人気別成績
・1番人気　5-2-2-1　複勝率90%
信頼度が高くて軸向きです。
一方で2番人気は複勝率30%、3番人気は複勝率20%と微妙…。
11番人気まで馬券に絡んだことがあります。



☆前走人気、前走着順
両方とも大きな差はありませんでした。




☆前走クラス
・前走G1　6-4-5-23　複勝率39.4%
・前走G3　3-3-3-36　複勝率20%
・OP以下　1-3-2-35　複勝率14.6%
前走G1組が圧倒的です。馬券内30頭中15頭と半分を占めています。

※特に前走ヴィクトリアマイルは3-4-4-12と凄まじく、複勝率47.8%もあります。



☆枠順
函館芝1800mから過去5年を取りましたが、差はありませんでした。
ただし、今週からBコース替わるので、内枠のが有利になると思います。



☆脚質
函館芝1800mから過去5年分
・逃げ　23-10-5-61　　複勝率38.4%
・先行　52-42-49-183　複勝率43.9%
・中団　11-29-29-282　複勝率19.7%
・後方　3-6-8-301　　　複勝率5.3%
直線は262mしかありませんので前有利です。

※先週の傾向
7/25の函館で行われた芝の7レースから
・4角5番手以内　馬券内21頭中19頭
・4角6番手以降　馬券内21頭中2頭
明らかに前有利の傾向です。
ただし、今週からBコースに変わるので注意が必要。



☆上がり
函館芝1800mから過去5年分
・5位以内　84-88-75-258　複勝率48.9%
・6位以下　9-13-18-578　　複勝率6.5%
意外ですが、前有利なのに上がりが遅い馬は厳しいコースです。



☆馬齢、所属
両方とも大きな差はありませんでした。



☆ローテーション
・レース間隔7週以上　過去10年10勝
レース間隔を詰めている馬は良くないです。



☆血統
函館芝1800mから過去5年分
・ディープ産駒　　　6-5-6-35　複勝率32.7%
・ルーラーシップ産駒　2-4-2-5　複勝率61.5%
ディープ産駒が優秀なのはいつも通り。
ルーラーシップ産駒は二桁出走しても、この成績なのでかなり優秀だと思います。




まとめると…
・1番人気
※前走人気、前走着順は関係なし
・前走G1
・枠は内枠がやや有利か
・逃げ、先行
・当日上がり5位以内
※馬齢と所属は関係なし
・レース間隔7週以上
・ディープ産駒、ルーラーシップ産駒


最多該当馬は…
マジックキャッスルでした。
とは言え、このレースは調べていて過去データに傾向の偏りが少ないです。
札幌ではなく、函館開催に替わりますしので不安が残ります。
また、唯一のマイナスが脚質です。
この馬は先行馬では無いので、Bコースに替わる函館で後ろから届くかは分かりません。
ただし、今回小頭数なので上手くポジションが取れれば…
そして逃げ馬多数で展開が向くかもしれません。

ちなみに第2位はドナアトラエンテでした。
マイナスは単勝人気、前走G1じゃないことです。
ただし、当日1番人気になればマジックキャッスルに代わって最多該当馬になります。
脚質的には先行馬が有利なコース。
マジックキャッスルよりも前で競馬をすればこちらも勝ち負けです。