札幌記念　データ分析

スーパーG2札幌記念です。
そのうちG1になるでしょうね。
今年もすごいメンバーが揃いましたが、果たして…

※2013年のみ函館で開催されたので、それを除く2010年〜2020年を過去10年として分析します。




☆人気別成績
・1番人気　2-4-3-1　複勝率90%
歴代の1番人気馬を見ても名馬ばかりです。

・5番人気以内　9-7-8-26　複勝率48%
馬券内30頭中24頭と8割がここから。

※9番人気以下　0-1-0-62　複勝率1.5%
一方で、下位人気は絶望的です。



☆前走人気
前走9番人気までは差がありませんが…
・前走10番人気以下　0-3-3-29　複勝率17.1%
前走二桁人気からは勝ち馬なし。



☆前走着順
前走9着までは差がありませんが…
・前走10着以下　0-2-4-26　複勝率18.8%
前走二桁着順からは勝ち馬なし。



☆前走クラス
・G1組　5-6-8-22　複勝率46.3%
前走G1組が圧倒的です。
出走すれば約半分が馬券になっています。



☆実績
過去10年の馬券内30頭の内訳です。
・G1勝ち 　　14頭
・重賞勝ち　　13頭
・それ以外 　　3頭
基本的には重賞勝ち以上の実績が無いと馬券にはなりません。

※例外だった3頭は…
・2016年　1着　ネオリアリズム　
唯一逃げて馬券になった年です。
・2017年　1着　サクラアンプルール
・2017年　2着　ナリタハリケーン
唯一のG1馬が未出走の年で、過去10年では最も低レベルでした。



☆枠順
・1枠〜3枠　5-6-5-28　複勝率36.3%
内枠が有利に見えますが、カラクリがあります。
例年はCコース替わり週で内枠有利でした。
今年は例の京都改修の影響で、Aコースのままで実施となります。
例年ほどは内枠有利にはならないと思います。

※札幌芝2000mの過去5年
・8枠　6-10-11-155　複勝率14.8%
1枠〜7枠はそこまで差が無く、平均して約23.6%です。
8枠だけが悪いですね…



☆脚質
・先行　3-4-4-30　複勝率26.8%
・中団　5-3-4-37　複勝率24.5%
馬券内30頭中23頭を占めてます。
追い込み馬で馬券内は4頭だけで、過去20年まで遡っても勝ち馬がいません。



☆上がり
・3位以内　8-7-7-33　複勝率40%
馬券内30頭中22頭を占めています。



☆馬齢
・5歳　4-5-5-26　複勝率35%
14頭と馬券の約半分を占めています。



☆性別
・牡・セン馬　7-10-6-99　複勝率18.9%
・牝馬　　　　3-0-4-14　複勝率33.3%
牝馬優勢ですが、馬券になった7頭中6頭はG1勝ちの実績がありました。



☆血統
札幌芝2000mの過去3年分です。
・ディープインパクト　5-8-6-32　複勝率37.3%
・ハービンジャー　　4-6-10-55　複勝率26.7%
・ステイゴールド　　4-4-2-28　複勝率26.3%
・キングカメハメハ　4-3-3-27　複勝率27%
抜けているのはディープ産駒ですが、このレースで馬券になったのは5番人気以内だけです。



※その他好走データ

☆馬体重460キロ以上
連対馬20頭中20頭を占めています。


☆馬体重変動-3キロ〜 +3キロ
7-6-3-47で30頭中16頭を占めています。


☆レース間隔10週以上
5-5-7-43で30頭中17頭を占めています。


☆芝2000mで連対実績
30頭中15頭を占めています。




まとめると…
・5番人気以内
・前走9番人気以内
・前走9着以内
・前走G1
・G1か重賞勝ち実績
・1枠〜7枠
・先行、中団
・上がり3位以内
・5歳馬
・G1勝ち実績のある牝馬
・ディープ、ハービンジャー、ステゴ、キンカメ
・馬体重460キロ以上
※当日に+-3キロ以内に収めているとプラス。
・レース間隔10週以上
・芝2000mで連対実績


最多該当馬は…
ラヴズオンリーユーでした。
唯一のマイナスは前走海外が0-1-1-8で勝ち馬がいない点ですが…
実は前走海外の馬が1番人気に支持された場合、5-4-4-1で複勝率92.9%になるそうです。
2019年までの10年間でG1出走時のみを集計したデータですが、調べると出てくるので見てみると良いと思います。
ただし、当日の馬体重はチェックした方が良いと思いますね…