キーンランドカップ　データ分析

夏は牝馬と格言がありますが、このレースのことでしょう。牝馬の好走率が凄まじいです。
実はこのレースは過去10年続いている法則があるのですが、今年も続くのか…

※2013年のみ函館で開催されたので、それを除く2010年〜2020年を過去10年として分析します。




☆人気別成績
・5番人気以内　8-7-7-28　複勝率44%
馬券内30頭中22頭と、占有率も約75%です。

・10番人気以下　1-0-0-62　複勝率1.5%
今週も二桁人気は厳しいです。

※実は人気と性別で強い消去データがあります。
詳しくは後述します。



☆前走人気
・1番人気　4-3-3-13　複勝率43.5%
・2番人気　1-2-1-11 　複勝率26.7%
馬券内30頭中14頭と、約半分を占めています。



☆前走着順
・3着以内　6-7-5-44　複勝率29%
・4着以下　3-3-5-78　複勝率12.4%
前走馬券内が優勢。



☆前走レース
・前走G1組　1-2-2-9　複勝率35.7%
G1組は着順不問で馬券になります。

・前走函館SS組　5-2-2-26　複勝率25.7%
函館SSの成績が良いですか…
・3着以内　5-2-2-11　複勝率45%
・4着以下　0-0-0-15　複勝率0%
馬券になったのは3着以内だけです。
ただし、今年は札幌で行われたので傾向が変わるかもしれません。

※前走OPからは5頭馬券になっていますが、5頭とも前走3番人気以内でした。



☆実績
過去5年の馬券内15頭ですが…
・同一年G1に出走 　　　9頭
・同一年重賞で3着以内　5頭
・その他 　　　　　　　1頭
G1に出走していたか、重賞で活躍した馬を狙うのが良いと思います。



☆枠順
1枠〜3枠　1-2-2-48　複勝率9.4%
4枠〜8枠　9-8-8-75　複勝率25%
内枠が不利ですが、今年は開催がズレているので参考程度にしましょう。



☆脚質
・逃げ　2-1-1-6　　複勝率40%
・先行　2-5-4-29　複勝率27.5%
・中団　5-2-4-43　複勝率20.4%
・後方　1-2-1-44　　複勝率8.3%
前有利ですが、差しも決まっています。



☆上がり
・5位以内　7-8-6-33　複勝率38.8%
・6位以下　3-2-4-90　複勝率9.1%
差しが決まりやすいのは、上がりからも明白。



☆馬齢
・3歳　　1-2-0-18　複勝率14.3%
・4歳　　5-3-4-18　複勝率40%
・5歳　　3-2-4-31　複勝率22.5%
・6歳〜　1-3-2-56　複勝率9.6%
4歳〜5歳が馬券内の7割を占めています。



☆性別
・牡・セン馬　3-7-4-82　複勝率14.6%
・牝馬　　　　7-3-6-41　複勝率28.1%
例の法則はここです。
牡馬で馬券になった13頭いますが、6番人気以内だけです。
7番人気以下は全滅しています…

※例外的にエポワスが12番人気から馬券になっていますが、セン馬でした。



☆所属
・関東馬　3-2-4-55　複勝率14.1%
・関西馬　7-8-6-66　複勝率24.1%
関西馬が優勢です。



☆血統
種牡馬としてはダイワメジャーが良いのですが、突出している種牡馬はありませんでした。

ただし、母父には特徴がありました。
※札幌芝1200mの過去5年
・母父Danzig　8-6-4-37　複勝率32.7%
このレースに限定すると1-1-3-7で複勝率41.6%とさらに好相性です。




その他好走データ

☆札幌・函館の芝1200m重賞
・3着以内の実績 　8-4-4-33　複勝率32.7%
・実績なし　　　　2-6-6-90　複勝率13.5%
洋芝スプリントで実績のある馬は買いです。




まとめると…
・5番人気以内
・前走2番人気以内
・前走3着以内
・前走G1、前走函館SSで3着以内、前走OPクラスで3番人気以内
・同一年G1に出走、同一年で重賞で3着以内
※枠順は今年は関係なし
・逃げ、先行、中団
・当日上がり5位以内
・4歳〜5歳
・牝馬、牡馬で6番人気以内
・関西馬
・母父にDanzig
・札幌・函館の芝1200m重賞で3着以内


最多該当馬は…
ミッキーブリランテでした。
唯一のマイナスは前走人気です。
スプリント適正を疑問視されてましたが、前走3着で払拭した形です。
このレースは函館SSの3着以内の馬が好成績ですが、今年は札幌で行われたのでさらに期待できると思います。
ただし、脚質がギリギリです。前走4角10番手以下で走っていたらマイナスでした。

ちなみに、好走データ該当数2位はメイケイエールでした。2頭軸も検討中しています。