スプリンターズステークス　データ分析

ついにG1が始まりましたね。
秋のG1の中でも配当が荒れる事が多いレース。
15番人気まで絡んだ事があります。
ただし、人気馬が飛んだ事は無いので軸馬を見つけたい所…

※新潟芝1200mで行われた2014年を除き、代わりに2010年を加えて過去10年としています。




☆人気別成績
・1番人気　5-1-1-3　複勝率70%
・2番人気　2-2-0-6　複勝率40%
・3番人気　2-3-0-5　複勝率50%
ここまでで馬券内30頭中16頭です。
過去10年でも必ず1頭は馬券になっています。

※ 2010年の香港馬ウルトラファンタジーを除くと優勝馬はすべて3番人気以内。




☆前走人気
・3番人気以内　9-7-5-54　複勝率28%
馬券内30頭中21頭を占めています。

※2010年の香港馬ウルトラファンタジーを除くと優勝馬はすべて前走3番人気以内。




☆前走着順
・4着以内　9-7-6-60　複勝率26.8%
馬券内30頭中22頭を占めていますが、直近5年では15頭中13頭と圧倒的です。

※2010年の香港馬ウルトラファンタジーを除くと優勝馬はすべて前走4着以内。
すごいデータクラッシャーですね…




☆枠順
※2015年の馬場改修以降
・5枠以内　5-5-5-44　複勝率25.4%
・6枠以降　1-1-1-32 　複勝率8.5%
近年は水捌けが良くなり、内枠が有利です。
外枠から絡んだ3頭中2頭は当日3番人気以内で、人気馬なら不問。

※馬番について
偶数馬番　8-5-6-58　複勝率24.6%
奇数馬番　2-5-4-68　複勝率13.9%
スプリント戦なのでゲートで長く待たされる奇数馬番はマイナスです。




☆脚質
・逃げ　0-3-1-6　　複勝率40%
・先行　1-3-3-28　複勝率20%
・中団　8-4-3-47　複勝率24.2%
・後方　1-0-3-47　複勝率7.8%
例年ハイペースになるレースなので、中団差しが馬券内30頭中15頭を占めています。



☆上がり
・上がり6位以下　2-7-5-86　複勝率14%
馬券内30頭中14頭を占めています。
上がりは関係ないですね。



☆馬齢
・4歳　4-3-5-16　複勝率42.9%
・5歳　3-4-2-35　複勝率20.5%
中心になるのは若い馬ですが…

6歳〜7歳はレッドファルクスやストレイトガールを見ると、リピーターであれば割り引かなくても良いでしょう。
3歳馬で絡んだ2頭は牝馬なので牡馬は割引。
ただし、3歳馬で当日3番人気以内の人気馬はいませんでした。今回ピクシーナイトが初めてです。



☆性別
そこまで差は無かったです。

※実は牝馬のが複勝率が良いですが、リピーターが3頭もいるので…



☆騎手
・継続騎乗　　9-8-3-68　複勝率22.7%
・乗り替わり　1-2-7-62　複勝率13.8%
昨年グランアレグリアやダノンスマッシュが好走しているので、主戦騎手へ乗り替わりはマイナスではありません。



☆実績
※JRA重賞
・同年重賞勝ち　　9-7-6-45　複勝率32.8%
・同年重賞未勝利　0-2-3-60　複勝率7.7%
特に勝ち馬9頭すべて、これに該当しています。
このデータに無い、香港馬ウルトラファンタジーも香港でG3を勝っていました。



☆血統
・父ミスプロ系　馬券内30頭中14頭
実際にこのコースのリーディングは、アドマイヤムーンが2位で、ロードカナロアが3位です。

・ダイワメジャー 19-23-12-103　複勝率34.4%
リーディング1位で他を大きく離してますが、この種牡馬は重賞だと微妙…。
すでに実績を出してるレシステンシアだけは良いと思います。




まとめると…
・3番人気以内
・前走3番人気以内
・前走4着以内、前走G1は不問
・5枠以内、6枠以降は当日3番人気以内
・偶数馬番
・中団差し馬
・上がりは関係なし
・4歳〜5歳、6歳以上はリピーター、3歳牝馬
・性別は関係なし
・継続騎乗、主戦騎手へ乗り替わり
・同年に重賞勝ち
・父ミスプロ系、ダイワメジャー産駒の実績馬

最多該当馬は…
ダノンスマッシュとレシステンシアです。

ダノンスマッシュは前走6着がマイナス。
前走海外が1-0-0-7と奮っていないのも気になりますが、すべて外国馬なので気にしなくて良いと思います。

レシステンシアは先行脚質がマイナス。
ただし、高松宮記念では差す競馬をしました。
G1のルメール騎手なので上手く乗るでしょう。