エリザベス女王杯　回顧

エリザベス女王杯　回顧

結果は3連複と馬連外れ。
3連単が300万超えです。ものすごい配当になりましたね…
実はG1過去最高配当はヴィクトリアマイル、第2位は秋華賞、第4位が桜花賞。
固い決着が多いG1でも牝馬限定戦は荒れてます。
それでもこの3頭が馬券になるのを予想できた人はいたのか…
実は直前のレースにヒントがありました。




☆人気別成績
・8番人気以下　0-3-0-101　　複勝率2.8%
→1着、3着
下位人気が2頭以上絡むのは始めてです。
ステラリアも7番人気はギリギリ…

※過去10年ではG1馬が必ず1頭以上馬券になっていましたが、今年の該当馬2頭は馬券外…
ちなみに馬券になった3頭は、重賞勝ちの実績すらありませんでした。




☆前走レース
・前走G1　3-3-4-27　複勝率27%
・前走G2　7-6-5-65　複勝率21.7%
→1.2着
ここはデータ通りと言いたいですが、クラヴェルが前走G3組0-0-0-9から3着です。
1.2着の馬も後述しますが、厳しいデータに該当していました。




☆前走人気
・前走10番人気以下　0-0-0-25　複勝率0%
→1着
これですね。アカイイトは前走12番人気…。
前走G2ですが、さすがに買えなかったですね。




☆前走着順
・前走6着以下　0-1-3-54　複勝率6.8%
→1.2着
前走6着以下が連対を占めました。
過去10年では馬券内も4頭だけですし、4頭中3頭も前走2番人気以内でした。
人気馬が負けて巻き返すケースはありましたが、アカイイトとステラリアは…



☆枠順
※阪神芝2200m
・馬番14番以降　6-1-1-68　複勝率10.5%
→1着
過去10年で外枠から馬券になったのは8頭だけ。
ただし、直前に行われたレースでは7枠〜8枠から2頭馬券になっていました。
小頭数なのでどちらも馬番は13番以内でしたが…




☆脚質
※阪神芝2200m
・4角10番手以降　5-9-8-193　複勝率10.3%
→2.3着
本来はこのコースは先行馬有利ですが、後方から2頭も馬券になりました。
ここまで前が潰れるのは珍しいですが、オヌールが直前のレースで先行して飛んでましたね…

・マクリ　4-4-3-11　複勝率50%
→1着
アカイイトは外から捲って馬券内です。
実は上述したように直前に行われたレースでも、外枠から捲って来た馬が馬券になっていました。
兆候はあったんですね…




☆上がり
※阪神芝2200m
・5位以内　74-62-67-208　複勝率49.3%
→1.2.3着
正直この3頭が上がり5位以内を独占するとは思えませんでしたが、実は3頭とも前走重賞で上がり3位以内の末脚を使っていました。





☆馬齢
・3歳　　2-4-2-32　複勝率20%
・4歳　　6-3-7-45　複勝率26.2%
→1.2.3着
ここはデータ通りです。
ただし、今年は5歳馬が2頭だけ。6歳馬は1頭だけしか出走しませんでした。




☆所属
※阪神芝2200m
・関東馬　3-3-4-66　複勝率13.2%
→すべて馬券外

・関西馬　75-74-74-647　複勝率25.6%
→1.2.3着
ここでしょうね。今年は2〜5番人気までが関東馬でした。
ところが結果は6着まで関西馬が独占です。
関東馬はアカイトリノムスメ最先着ですが、G1馬ですし、斤量で恵まれた3歳馬です。
関東馬の輸送が響くくらいタフな馬場だったんだと思います。



☆騎手
※阪神芝2200m
・関東騎手　4-2-4-74　複勝率11.9%
→3着
典さんが3着来ました。
関東騎手は8回しか馬券になっていませんが、その内2回が典さんのゴールドシップでした。



まとめると…
100万馬券になったように、データから予想するのは極めて困難でした。
ただし、直前に行われた芝2200mのレースでは3角で後方にいた3頭が4角を捲ってそのまま馬券になっていました。
逆に先行していたオヌールは飛んでました。

これを前提にアカイイト、ステラリア、クラヴェルを考えてみると…
・3頭とも前走後方で競馬をしていた。
・3頭とも前走重賞で上がり3位以内だった。
この二つが共通していたので、直前のレースから展開が向く可能性はありました。
また、成績優秀な関西馬でもありましたね。

どうしても前日までに予想するスタイルなので、ギリギリに買うのは難しいですが、たぶん直前のレースを見てもこの3頭から買えなかったですね…
非常に難しいレースでした。