マイルCS 回顧

結果は3連単的中。
過去10年の内9年では、3連単が万馬券でした。
しかし、今年は固く決まりましたね。
実は去年も阪神開催で固い決着でした。
阪神マイルはスローからの瞬発戦になりやすいコースなので、実力馬がそのまま好走しますね。
詳しくデータ分析を振り返ってみましょう。




☆人気別成績
・5番人気以内　9-9-6-26　複勝率48%
→1.2.3着
ここはデータ通りです。
過去10年でも2014年を除いて必ず2頭以上が馬券になっていました。




☆前走レース
・前走G1組　4-3-2-28　複勝率24.3%
・前走G2組　3-4-6-67　複勝率16.3%
→1.2.3着

・前走G3組　3-3-1-48　複勝率12.7%
→すべて馬券外
格の違いが出たかなぁという感じです。
1〜8着まで前走G2以上で決まりました。




☆前走人気
・前走5番人気以内　9-9-9-81　複勝率25%
→1.2.3着
ここもデータ通りですね。



☆前走着順
・前走5着以内　8-9-10-76　複勝率26.2%
→1.2.3着
ここもデータ通りです。
今年は1〜9着まで前走5着以内。
近走で結果を出していた馬が強かったです。

逆に10着以下に敗れたのはグラナディアガーズを除いて、すべて前走6着以下に負けていました。



☆枠
※土曜日の馬場
・1枠　0-0-0-9　複勝率0%
・2枠　0-0-0-11 複勝率0%　
※日曜日の馬場
・1枠　0-0-0-8　複勝率0%
・2枠　2-1-0-5　複勝率37.5%
土曜日には完全に死んでいた内枠ですが、日曜日は2枠が復活しました。
しかも、同じ芝1600mのレースで2枠から1着があったので、シュネルマイスターには良いデータでした。
ちなみに1枠は悪いままなので、来週の阪神も注意が必要です。




☆脚質
※阪神マイルから
・逃げ　15-11-12-94　複勝率28.8%
・先行　44-40-48-351　複勝率27.3%
→すべて馬券外

・中団　57-62-43-561　複勝率22.4%
→1.2.3着
このコースはもともとスローからの瞬発戦になるので、中団差しも決まっているのですが…
土日は馬券内36頭中20頭が、4角6番手以降です。
特に今の阪神は差しが届いていましたね。




☆上がり
※阪神マイルから
・6位以下　20-29-41-1049　複勝率7.9%
→すべて馬券外
上がり6位以下はもともと成績が悪いですが…
馬券内90頭中86頭が、4角5番手以内から。
ホウオウアマゾンは頑張りましたが、差しが届く馬場なので無理でした。




☆性別
※阪神マイルから
・牡・セン馬　88-97-86-1029　複勝率20.8%
→2.3着

・牝馬　44-35-47-431　複勝率22.6%
→1着
このコース自体が牝馬が優勢です。
後述しますが、斤量の恩恵を受けやすいコースなのでしょう。



☆馬齢
※阪神マイルから
・3歳　50-54-45-444　複勝率25.1%
→2.3着、5着
今の3歳馬は強いですが、このコース自体が3歳馬の複勝率が高いです。
ホウオウアマゾンも5着まで好走しました。
7歳馬は0-2-5-110で、過去10年で一頭も勝ち馬はいません。
それくらい斤量の恩恵が出やすく、衰えた高齢馬には厳しいコースなんだと思います。



☆所属
※阪神マイルから
・関東馬　10-9-5-105　複勝率18.6%
→1.2着
関西馬も複勝率21.5%。もともと関東馬も好走しているコースです。
実力があれば関係ありませんね。



☆騎手
・関東騎手　0-3-1-35　複勝率10.2%
→2着
これはマイルCSの過去データですが、関東騎手は馬券内4頭だけ。すべて継続騎乗でした。
今回シュネルマイスターの横山武史騎手は乗り替わりですが、安田記念でも鞍上でした。



☆牧場
・社台系生産馬　馬券内15頭中14頭
→1.2.3着
これはマイルCSの過去5年ですが、圧倒的な成績でしたね。
今年は6着までノーザンファーム生産馬です。



☆キャリア
・20戦以内　9-10-9-81　複勝率25.7%
→1.2.3着
4着だったインディチャンプはキャリア22戦…
そこまで衰えているとは思いませんが、若い馬が好走するコースですね。



まとめると…
ほぼデータ通りと言っても良いですが、気になるのは阪神の馬場ですね。
異例のロングラン開催によって、予想がつかないような馬場になっています。
阪神JFの頃にはどうなっているのか…

※いつもいいね下さる方、ありがとうございます。
年末にかけて忙しさが増しており、記事も遅れがちで申し訳ないです。
今後ともよろしくお願いします。