阪神JF　回顧

馬券は3連複外れ。
好走データ最多該当馬も2頭とも馬券外です。
後述しますが、この2頭には共通する唯一の弱点がありましたね…
詳しく振り返ってみましょう。



☆人気別成績
・5番人気以内　10-6-7-27　複勝率46%
→1着、3着
過去10年10勝だったので、データ通りです。
なんと7着までに5頭いますね…



☆前走クラス
・前走G3　7-5-5-57　複勝率23%
→1着.3着
・前走G2　0-0-1-7　複勝率12.5%
→2着
前走G3組は強いです。
G2組は複勝率が低かったですが、2年連続で馬券内です。
もともとG2に出走する牝馬が少なかったですし、今後は増えるでしょうね。



☆前走距離
・1600m　4-7-7-59　複勝率23.4%
→1着、3着
・1400m　4-2-3-66　複勝率12%
→2着
この二つ合わせて馬券内30頭中27頭でしたので、データ通りです。
前走1400m組は1頭は馬券になりますね…



☆前走人気
・前走3番人気以下　2-5-4-97　複勝率10.1%
→1.2着
そこまで前走人気があてにならないレースですが、前走下位人気だった2頭が連対しました。

・前走2番人気以内　8-5-6-51　複勝率27.1%
→3着
こちらは3着に1頭です。
実は前走重賞で2番人気以内で勝ったのはウォーターナビレラだけ。
そもそも前走1番人気はナムラクレア1頭だけでした。



☆前走着順
・前走1着　　8-8-5-70　複勝率23.1%
→1着、3着
複勝率こそ前走2着以下ですが、前走1着のが数は上でした。

・前走2着　　2-1-3-18　複勝率25%
→馬券外
ステルナティーア、ベルクレスタの致命的なデータはここですね。
前走負けて底が見えてたと判断すべきでした…




☆枠
・8枠　1-1-1-26　複勝率10.3%
→4着、6着
ベルクレスタとナミュールは枠が厳しかったと思いますが、5.6.7枠が馬券内です。
今年の阪神は内が伸びなかったので、展開次第では一発あったでしょう。




☆脚質
・後方　1-3-2-47　複勝率11.3%
→馬券外
ナミュールは8枠でさらに出遅れたのが致命的…
ベルクレスタも後ろからまくり気味に脚を使ったのが厳しかったですね。
このコースは外回りなので。


・中団　5-4-7-60　複勝率21.3%
→1.2着
特に今年の阪神は内が荒れていたので、サークルオブライフは外差しがスムーズでした。




☆上がり
・5位以内　8-9-9-28　複勝率48%
→1.2着
末脚勝負になる差し有利のレースですね。前で残ったウォーターナビレラも上がり6位でした。




☆所属
・関東馬　3-4-6-43　複勝率23.2%
→1.2着
・関西馬　7-6-4-105　複勝率13.9%
→3着
どういうわけか関東馬が強いレース。
特に国枝厩舎は輸送も問題ありません。
桜花賞も秋華賞も関西のレースなのに好走させてますし。何か秘訣があるでしょうか？




☆騎手
・継続騎乗　　8-6-5-68　複勝率21.8%
→1.2.3着
このレースは継続騎乗ですね。
デムーロ騎手は久々のG1勝利です。
武騎手も団野騎手もG1では厳しい成績ですが、若駒なので手の内に入れてるのが大事なんでしょう。




☆牧場
・NF生産馬　7-6-2-28　複勝率34.9%
→馬券外
特に5番人気以内が7-5-1-11で複勝率54.2%でしたが、ナミュール、ベルクレスタ、ステルナティーアのすべて馬券外です…



☆キャリア
・2戦　5-4-5-32　複勝率30.4%
→馬券外
・3戦　4-3-4-51　複勝率17.7%
→1.2.3着
成績の良かったキャリア2戦組は馬券外ですが、誤差の範囲でしょう。
サークルオブライフは新馬戦が異例でした。




☆キャリア
※最低着順
・3着　0-2-1-10　複勝率23.1%
→1.2着
3着以下に負けたことがある馬が過去10年で初めて勝利。それどころか2着馬もです。
ただし、サークルオブライフはイクイノックスに負けたので例外。
ラブリイユアアイズは牝馬相手だと無敗でした。




まとめると…
好走データに最多該当していた2頭は、特に悪いデータも無かったのですが、前走2着に負けていたのが致命的でした。
ノーザンファーム生産馬ですから、逆に前走叩いての上積みは無かったですね。
一方でサークルオブライフ、ラブリイユアアイズは悪いデータもあったのですが、データを読み解けば問題無かったです。
ウォーターナビレラは血統や脚質的に軽視しすぎた私のミスですね…

今週は朝日杯ですが、2強のどちらが強いのか…
ここはしっかりデータを読み解いて参りたいと思います。