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2022/01/26 23:53
AJCC 回顧
結果は3連複と馬連外れ。
過去10年では圧倒的に前有利のレースでしたが…
なんと今年は前が潰れる展開になりました。
これを予想するのは困難でした。
※この週の中山競馬場
・4角5番手以内 30頭中21頭
・先行馬10レース中10レースで馬券内
先行馬有利のトラックバイアスでした。
しかし、このレースは追い込み馬が2頭以上馬券内。さらに先行馬で残ったボッケリーニも一度中団まで位置を下げてましたね…
過去データとも比較してみましょう。
☆人気別成績
・単勝50倍〜 0-0-1-51 複勝率1.9%
→2着
過去10年で唯一馬券になったのはマイネルミラノの逃げでした。
このレースは先行馬有利だからですね。
しかし、今年絡んだのは後方から追い込んで来た馬でした。
☆前走クラス
・G3以上 9-8-9-74 複勝率26%
→1.2.3着
ここはデータ通りです。
☆前走人気
・4番人気以内 5-7-6-27 複勝率40%
→1着、3着
ここも概ねデータ通りですが、マイネルファンロンは前走14番人気です。
前走二桁人気からも4頭馬券に絡んでいましたが、内3頭が前走G1組でした。
G3でここまで不人気だった馬が絡むとは…
☆前走着順
・前走1秒以上負け 1-2-0-40 複勝率6.9%
→2着
例外的に馬券になった3頭は前走G1でした。
マイネルファンロンは前走G3で1.2秒(17着)に負けていましたからね…
☆枠順
・馬番12番以降 1-1-0-28 複勝率6.6%
→2着
このレースは先行馬有利です。
なので一度だけ2015年に12番の馬が逃げて1着で、14番の馬が2番手から2着がありました。
外枠で後ろから来た馬は初めてです。
☆脚質
・後方 0-0-0-33 複勝率0%
→1.2着
後方から競馬をした馬は、過去10年で一頭も絡んでいませんでした。
それが1.2着を独占し、アサマノイタズラも4着まで来ました。
前半12秒台で流れていましたが、後半からペースが加速。11秒台のラップが続いて先行馬が潰れたのが原因でしょう。
ボッケリーニは一度下げて、結果的に足が溜まって良かったのかもしれません。
☆上がり
・6位以下 2-2-3-78 複勝率4.7%
→馬券外
前が潰れたので、上がりの遅い馬は馬券外です。
ちなみにボッケリーニは上がり5位でした。
これ以上遅かったら…アサマノイタズラに差されていましたね。
☆馬齢
・4歳 2-5-3-12 複勝率45.5%
・5歳 4-1-4-20 複勝率31%
→馬券外
過去5年馬券内15頭中12頭と好成績でしたが、今年はすべて馬券外でした。
・6歳 3-1-2-27 複勝率18.2%
・7歳以上 1-3-1-51 複勝率8.9%
→1.2.3着
今年は高齢馬が馬券内を独占です。
7歳以上は過去5年では逃げたマイネルミラノだけでしたが、マイネルファンロンは逆に追い込んで2着です。
どちらも展開に恵まれましたね。
☆騎手
・関西騎手 5-5-0-16 複勝率38.5%
→馬券外
成績の良かった関西騎手が全滅です。
ルメール騎手は絶不調ですね…
☆生産者
※過去5年
・社台系生産馬 馬券内15頭中13頭
→1着、3着
ここはデータ通りです。
☆実績
前走度にJRAのG1出走経験
・あり 7-6-6-40 複勝率32.2%
→馬券外
G1クラスに出走していない馬が好走しました。
ただし、キングオブコージは怪我が無ければ去年にG1には出走していたでしょうね。
まとめると…
過去の傾向とは真逆でした。
主にデータが通用しないケースは2種類です。
・人気薄の逃げ
・人気薄の追い込み
前者は逃げそうな馬を抑えれば良いですし、後者はトラックバイアスや先行馬多数などで、おおよそ予想が付くものですが、むしろ今の中山は先行馬のが絡んでましたからね。
予想するのは難しかったです。
※ここまで荒れたのは何故か…
キャッスルトップだと思います。
地方馬、地方騎手、初芝、トップハンデ…
しかも逃げ濃厚となれば、早々に沈む可能性はありました。
そうすると前を引っ張る馬がいなくなるのでペースがどうなるか未知数でした。
実際にこの馬が沈んでから、他馬が仕掛けて一気にペースが上がりましたからね。
普通にJRAの馬、例えばダンビュライトが最初から逃げていれば、例年通りワンペースで流れて前が残ったんじゃないかと思います。
異例の地方馬の参戦…しかも逃げ馬。
これがイレギュラーが要因になったと思います。
今週は根岸S、シルクロードSのどちらかをやろうか迷っています。
どちらも追い込みが決まりやすいレースです。
今週も荒れる予感がしますね…