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2022/02/09 21:03
東京新聞杯 回顧
結果は馬連、3連複的中。
最多該当馬を含めてデータでは良かった2頭が好走してくれましたが…
実は今年の東京新聞杯は、過去とは全く違う展開になってしまいました。
正直危なかったです。詳しく解説します。
☆人気別成績
・単勝20倍未満 9-8-9-47 複勝率35.6%
→1.2.3着
ここはデータ通りです。
ただし、1.2.3番人気で決まったのは初です。
☆前走人気
・前走10番人気以下 0-1-3-37 複勝率9.8%
→馬券外
ここもデータ通り。
今年の該当馬は2頭だけですが、どちらも二桁着順に敗北です。
☆前走着順
・前走1秒以上負け 0-2-1-36 複勝率7.6%
→馬券外
ここもデータ通りですが、カレンシュトラウスとドナアトラエンテが4着と5着に好走。
ただし、馬券内の3頭には2馬身以上も差を付けられました。
☆前走場所
・前走東京 0-2-0-23 複勝率8%
→1着
成績の悪い前走東京から1着。
ただし、イルーシヴパンサーは東京で3連勝していました。
☆枠順
・馬番11番以降 0-3-4-43 複勝率14%
→1着
馬番11番以降には勝ち馬がいませんでしたが、1着まで好走。
・馬番14番以降 0-0-1-23 複勝率4.1%
→4着
さらにキツかった馬番14番以降…
それでもカレンシュトラウスは4着。もう少し内側だったら馬券内あったかもしれません。
※ただし、今年に限っては…
8着まで6頭が外枠の馬です。
内が伸びない馬場だったことと、今年は外枠が有利になる展開になりました。
☆脚質
・後方 0-4-2-42 複勝率12.5%
・初角10番手以下 0-6-4-46 複勝率17.9%
→1着、3着
追い込み馬から1着。2頭が馬券内です。
本来このレースは開幕週で前有利。
初角で後ろに置いて行かれた馬は、1着まで来れないはずでしたが…
※9着以下の7頭を見ると…
7頭すべて、4角5番手以内です。
7頭中5頭が、内枠の馬でした。
つまり、本来の好走パターンの内枠からスムーズに先行した馬が全滅しました。
逆に、本来は凡走パターンの外枠からポジションが取れなかった馬が好走しました。
☆上がり
・3位以内 2-6-4-19 複勝率38.7%
→1.2.3着
ここも分かりやすいです。
過去10年で12頭だけ。上がりの速い馬は不振でしたが、今年は馬券内を独占です。
・4位以下 8-4-6-109 複勝率14.1%
→馬券外
過去に8勝している上がり4位以下はすべて馬券外…
☆馬齢
・6歳以上 3-2-1-63 複勝率7.2%
→3着
実は過去5年では、6歳以上0-0-0-30でした。
ただし、4歳暮れから連勝して去年5歳このレースで重賞初制覇…
カラテだけは晩成型で問題ありませんでした。
☆性別
・牝馬 4-2-1-9 複勝率43.8%
→2着
特に単勝15倍以下は3-2-1-2で複勝率75%でした。強い牝馬が好走するレースです。
☆斤量
・57キロ以上 1-2-2-30 複勝率14.2%
→3着
ここもカラテは問題なし。
前走58キロ背負って勝っていました。
☆騎手
・関東騎手 4-4-5-81 複勝率13.8%
→3着
去年1着のカラテ×菅原騎手のコンビには問題ありませんでした。
☆生産者
・社台系生産馬 過去5年 馬券内15頭中13頭
→1.2着
ノーザンはファインルージュかホウオウアマゾンでここを取りに来ていたのでしょう。
展開次第でホウオウアマゾンもあったかなぁと思います。
まとめると…
開幕2週目の東京です。
ここまで展開が後ろ有利になったのは初ですね。
実は前に行った6頭を見てみると…
・トーラスジェミニ
前走逃げられず敗退。
・ケイデンスコール
近走は差して凡走。
・ディアンドル
先行しないと好走しない馬。
・ヴェロックス
速い上がりが使えなくなり、もう差しは厳しい。
・マルターズディオサ
近走は控えて凡走。55キロ以上だと伸びない。
・ホウオウアマゾン
先行が好走パターン。
どの馬も近走は凡走しており、後ろにいても好走が難しい馬。
ホウオウアマゾンも外枠を引いてしまいましたからね。
ここは過去の傾向通りに、一発逆転をかけて前残りを狙ったのでしょう。
これが前に馬が殺到してしまう結果に…
馬場も先行馬がロスなく回したインが伸びませんでした。
実はペースは平均くらいでした。
前が残る可能性もありましたが、直線では末脚勝負になったので、後方待機をしていた馬のが伸びたのでしょう。
展開予想って難しいですね…
今週は京都記念を。
余裕があれば共同通信杯も頑張ります!